東京2020のマラソンが札幌開催に!夏季オリンピックの準備が進む大通公園を「さっぽろテレビ塔」から眺める
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
オリンピックの準備が進む大通公園
大通公園は2020年東京オリンピックの準備で大掛かりな工事が行われていました。東京オリンピックは東京近郊ですべてが完結するスマートな大会を目指していたようでしたが、結局のところ絵に描いた餅だったようです。ちょっと出歩くだけで熱中症になりかねない超高温の真夏の日中に走り回るなんてとても正気の沙汰ではないので、マラソン競技は比較的暑さが穏やかな札幌での開催に変更されました。
大通公園には大会運営スタッフ用のテントが設置されます。掲示板に記載されていた期間によると2021年4月12日~8月31日の4か月間にわたって封鎖されることになります。ニュースでは芝生を剥がして仮設の建物を設置し、オリンピック終了後には芝生を再び植えることになっているそうです。
多くの批判を受けての急な変更決定でしたが、訪れたタイミングでは数カ月後に迫ったオリンピック実施に向けた準備が着々と進められていました。準備のひとつとして、オリンピックのプレ大会の位置づけの『札幌マラソン』も行われていました。東京で実施されるはずだったマラソンが札幌になったのは夏の気温を考えたら納得ではあります。予定していなかったマラソンの影響で通行規制が行われていたのは影響がありました。観戦のためにこの地を訪れたわけではありませんので、バスも通路が変更されていたり運休になっていたりと、マラソンによる主要道路の通行規制はとても不便でした。
さっぽろテレビ塔の入場料
区分 | 料金 |
---|---|
大人 | 800円 |
小中学生 | 400円 |
さっぽろテレビ塔の入場料は大人800円、小中学生が400円です。展望台施設の中では手頃な価格が良いです。
さっぽろテレビ塔(2021年5月)
さっぽろテレビ塔のエレベーターで展望室へ登っていきます。2021年5月の様子です。天候は曇りで遠くまで見えるような晴れ晴れとした日ではありませんでしたが、天気予報によるとこの後も雨は降らないようです。
大通公園
大通公園は上から見るとマラソン大会の運営テントや東京オリンピックの準備で工事が進められている様子が一目瞭然です。例年だとこの時期は雪が溶けて芝生の緑色が目立つ時期ですが、テントの白さと鉄板の赤茶色が目に入ります。
丸井今井札幌
丸井今井札幌の屋上にはこいのぼりが掲げられていました。隣の建造中の建物はなんと柱という柱がすべて木で作られていました。後に『ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園』というホテルが開業する木造のビルが作られています。細かく仕切られているブースひとつひとつ客室になって、クレーンがついている部分はエレベーターになるのではないでしょうか。
札幌市役所
札幌市役所も入り口の旗竿にこいのぼりが飾ってありました。5月のこいのぼりを見るともうまもなくあっという間に夏になります。
大倉山シャンテ
大通公園のほぼ直線上には大倉山シャンテがあります。大倉山はオリンピックミュージアムや展望台があるスキージャンプ台で、年間を通してタイミングが良ければスキージャンプ選手の練習している様子を見学することができます。
桜の咲く季節
さっぽろテレビ塔のすぐ下に植えられてる木は桜の木でした。北海道は本州と比べると平均気温が低めなので5月でも花見をすることが出来ます。同じ札幌の中でも大通公園周辺は暖かめのようで、花は残っているもののすでに葉っぱが出てきていました。
おわりに
東京オリンピックの開催が数ヶ月後に迫った5月のさっぽろテレビ塔に訪れました。大通公園は普段は街を歩く人達で賑わう頃合いですが、国際的な商業的イベントの前にはどうすることもできません。