大自然の中にある環境省の展示施設!大雪山国立公園「層雲峡ビジターセンター」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
大雪山国立公園 層雲峡ビジターセンター
大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイに隣接して、環境省の運営する大雪山国立公園層雲峡ビジターセンターがあります。環境省の運営する案内施設で、入館は無料です。層雲峡は大雪山国立公園という国立公園のなかにある温泉街で、周囲には多くの野生動物が生息する豊かな自然が広がっています。そんな層雲峡地区に生息する生き物やその環境について、観測したり展示したりするのが層雲峡ビジターセンターの役割です。
層雲峡VR体験
層雲峡はその名前の通り、VR映像で、空を飛ぶ鳥のような俯瞰視点から各スポットを見ることができます。周辺の景観スポットの説明が充実しているので、色々と訪れたあとに来ると理解が深まるかなと思います。もちろん、銀河の滝や流星の滝の説明もありました。今回は冬季スキー場営業中で気軽に登山できる季節ではなかったので登ることができませんでしたが、大雪山黒岳の頂上にもぜひとも訪れてみたいと感じさせる展示でした。
層雲峡周辺で見られる生き物たち
大雪山は古くはカムイミンタラと呼ばれた、北海道を代表する山です。たぬきやきつね、ふくろうなど多くの野生動物たちが生息しています。展示されている生き物の中で、実際に見かけた鳥もいました。見かけた生き物の具体的な名前がわかるのは良いことです。名前が分からないと『とある生き物』でしかありませんが、名前がわかるとその生態なども合わせて確認できるようになるので、「あれはこういう生き物なんだ」という面白さを感じることができます。
鹿と熊は直接見かけることはありませんでした。もし見かけていたらそれはそれで危険も伴うので、見かけなかったことは安全面では良かったのかもしれませんが、見かけていたら見かけていたで貴重な経験になったのかなとも思います。
道中にあった動物の痕跡
銀河の滝・流星の滝を徒歩で訪れる途中で、道端に動物の痕跡が残されていました。大きさや形状から鹿ではないかと考えていましたが、改めて撮っていた写真をスタッフの方に確認してもらったところ予想通りで大正解でした。他にも鳴いていた鳥の話など。この地の生き物や自然のことで聞きたいことはこのビジターセンターで大抵のことは判明するのではないでしょうか。訪れる少し前にはビジターセンターの窓から見える距離に熊も出たんだとか。
おわりに
自然豊かな層雲峡周辺をぶらっと回って最後に層雲峡ビジターセンターで、この日見たものを振り返りました。展示を見終わったあとには下り坂を進んだところにセイコーマートがあるので、おやつを入手してホテルに戻りました。
層雲峡を訪れた際にはぜひ大自然の中で生き物を探してみつけ、層雲峡ビジターセンターでどの生き物に出会ったのか答え合わせをしてみては。豊かな自然が広がっているからこそできる『楽しみ方』をしてみませんか。