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5月でも氷点下で積雪も!日本一遅くまで営業しているスキー場「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」に乗ってみた

5月でも氷点下で積雪も!日本一遅くまで営業しているスキー場「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」に乗ってみた

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ

層雲峡温泉での観光といえば大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイと展望台からの絶景。大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイは、株式会社りんゆう観光の運営するロープウェイです。冬季はスキー場のリフトとして、夏季は展望台への移動手段として営業しています。黒岳ロープウェイを使うことで大雪山黒岳の中腹である5合目までらくらく登ることができます。冬に登山はできませんが、夏季になるとそこからさらに黒岳の頂上を目指す登山客も多く利用するそうです。

午前中は今日は雲が厚い日だなぁという程度だったのですが、お昼を過ぎて山の天気は変わりやすいという言葉どおりにあれよあれよと言う間に雪が振り始めました。掲示されていた案内看板によると気温はマイナス1℃だそうです。真冬の1日なら雪が降るのは当然ですが、今は5月なのです。それで雨ではなく雪・・・。

旭川では半袖でも過ごせるような気温だったのが層雲峡では雪が降るほどの寒さです。外の様子を見る限り吹雪になっていたので、視界については言わずもがなですが、せっかくここまで来たので、日本一遅くまで営業しているスキー場をちらっと見に行ってみることにしました。

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黒岳ロープウェイの運賃

区分料金
大人往復(中学生以上)2,400円
小人往復1,200円

黒岳ロープウェイの運賃は大人往復で2400円、小人往復で1200円です。冬季のスキー場営業の際には往復ロープウェイとその先のリフトの乗り放題がセットになった1日券が発売されます。超ロングコースでスキーを利用する方向けにロープウェイの片道利用も可能ですが、観光で景色を見るのに訪れる場合は往復で利用することになると思います。

ロープウェイで黒岳駅へ

層雲峡駅から黒岳駅までは所要時間約7分です。ロープウェイは大雪の中でも揺られることなく、スーッと登っていきます。さすがに風速が強いと運休になってしまうのですが、視界が悪いことではびくともしません。

訪れた時期は積雪もあって、とても登山できる感じではありませんでしたが、このロープウェイで5合目まで移動し、さらにリフトで7合目まで登ると、黒岳山頂にもたったの1時間半程度でたどり着くことができるそうです。ロープウェイは運行していれば通年制限なく利用できますが、黒岳リフトについては冬季営業中はスキー用品を装着している人のみ乗車することができ、登山目的での利用はできません。

黒岳駅展望台

奥のスキー場からスキーヤーが滑ってきました。急激に天候が悪くなってきたのもあって、スキー客もぼちぼち切り上げる頃合いのようです。次から次へとスキー客が向こうの方からこちらへ滑ってきました。

晴れていれば黒岳ロープウェイ黒岳駅展望台からの景色もそれは良いものだそうですが、本日はあいにく全く視界がない状況でした。ちなみに、地図にかかれているカムイミンタラというのは、大雪山のアイヌ語表記で、『神々の遊ぶ庭』という意味であるとロープウェイのチラシに書かれていました。

大雪山黒岳資料館

大雪山の景色の写真が多数展示されていました。晴れていれば「こういった景色が見られたのに」と考えるとこの日野天候は残念でした。

層雲峡スキー場

層雲峡のスキー場は日本一遅い5月の連休まで営業していることで、スキー客の中では有名なスポットだとか。最後の最後で滑り足りない人が全国各地から北海道の層雲峡までやってくるそうです。冬季はスキー装備が無いのでリフトやスキー場へは入ることができませんので、この場所でロープウェイの黒岳駅に引き返しました。雪がない夏季にはもっと上まで行くことができます。

黒岳駅でひとやすみ

近くにあった木をみると樹氷になっていました。厳しい寒さになっていることの証拠です。

改めて展望台へ登ってみましたが、展望台からの視界は先程よりももっと悪くなって目の前のたった数メートルしか見えなくなっていました。晴れていればここから層雲峡温泉街が眺められたはずですが、ホワイトアウトという状況でした。機会があればまた訪れるしかなさそうです。

黒岳駅はレストハウスも兼ねているので、スキー場には必ずあると言っても過言ではない『大型ストーブ』も絶賛稼働中でした。このストーブには手袋などを乾かすためにかごがついています。外気温が氷点下という外部環境に合わせて多少は厚着をしたものの、今回用意した服装はスキーウェアほど温かいものではないので、ちょっと外に出ただけで凍えるような寒さでした。スキー場利用者も展望台利用者も関係なく、ロープウェイに乗る前に皆ストーブの前で温まっていました。

黒岳ロープウェイ 層雲峡駅へ

スキー場を見に行こうと降雪の中で外を歩き回ってしまい、寒さも尋常ではなかったので、当初はもう少しのんびりと景色を眺める予定でしたが、少し早めに層雲峡駅へと戻ることにしました。帰りのロープウェイではあまりにも視界が悪く何も見えませんでした。車だったらきっと大変な視界ですが、ロープウェイなら安心です。

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