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「12E系統」に乗って丘の上にあるサン・ジョルジェ城へ行く

リスボンの路面電車12E系統に乗ってサン・ジョルジェ城へ向かいました。

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

ポルトガル旅行記2017 その26(ポルトガル編)
日時2017年2月14日(火)
滞在地リスボン
期間2017年02月09日~02月16日
目次ポルトガル旅行記

路面電車に乗らせて

お土産を購入したあとはサン・ジョルジェ城へ向かいます。路線図を見るとお土産屋さんのある「リスボン大聖堂前」から乗れるはずでしたが、3台連続で満員のために通過していきました。これでは埒が明かないのでコメルシオ広場まで歩いて戻り、ちょうど来た路面電車にひとまず乗りました。

乗ったはいいものの

奥が広場で右がエレベーター左が、先程までいたリスボン大聖堂周辺です。

あっという間に終点に着きました。ここは!ロシオ駅の近くにあるバス・路面電車のターミナルでした。どうやら、メトロで隣の駅「Martim Moniz」へ移動すると12E系統に乗れるらしいということがわかったので、隣駅に移動しました。

Martim Moniz停留所から12E系統へ

広場を囲むように複数の停留所が存在するのですが、「Martim Moniz」停留所の12Eの停留所は広場の「5時の方向」にあります。

※12Eはピーク時のみ1時間に5本出発し、平日の終電は20:45分発で休祝日は20:15です。有って無いようなものですがリンク先に時刻表があります。

youtu.be

地図上では近く見えますが、急坂なので歩いて行くのは大変そうでした。それでも、歩いたほうが早く到着した可能性はもちろんあるので、これから行かれる方は「歩く」事も検討したほうが良いかもしれません。

乗るまでにかなり時間がかかりましたが、乗ってしまえば約6分で山を登って サン・ジョルジェ城の最寄りの停留所まで来ることができました。

サン・ジョルジェ城

紀元前2世紀頃より要塞として使われてきたと言われる城がサン・ジョルジェ城です。古代ローマ帝国や西ゴート王国、そしてムーア人と支配者は変わっても丘の上という地理的優位から要塞として使われ続けてきました。16世紀初頭にマヌエル1世がテージョ川沿いに新しい王宮であるリベイラ宮殿を建設したため、古いこの城は段々と価値を失い、スペイン時代には監獄、その後は慈善団体の拠点やリスボン初の気象台として使われることはあったものの事実上放置されてきました。1940年頃になると観光地として整備され、景色の良さから人気の観光地になりました。

今回は残念ながら城はすでに閉館している時間でしたが、近くでもきれいな景色を見られるということでまだまだ沢山の観光客が訪れていました。城の観光を必須と考えている方は午前中がおすすめです。午後からは路面電車の混雑により、目の前に見えているのにたどり着かないという現象がおきます。

Portas Do Sol展望台

それにしても12Eは路面電車だけでは明らかに輸送能力が不足しているので、並行してバスの運行もしてくれると助かるのですが・・・。距離的にももっと早くにこの場所にたどり着く予定だったので、城観光ができなかったのはちょっと残念です。

城からの景色はリフトよりも高い位置から見られるので評判はかなり良いそうですが、閉まってしまったものは仕方がありません。近くの展望台から景色を見てきました。

あの教会は12世紀のロマネスク様式で建築された「サント・エステバオ教会」です。

続・路面電車に乗らせて

沢山の観光客がいるという事は路面電車に乗れない・・・。かなりたったあと、ようやく乗れる程度に空いている路面電車が来ました。来た方向へ戻ります。

後ろから楽しそうな声が聞こえたので、振り返ってみると子どもが張り付いていました。

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