道庁近くの好立地で温泉露天風呂も!ONSEN RYOKAN 由縁 札幌に宿泊する
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
ONSEN RYOKAN 由縁 札幌
ONSEN RYOKAN 由縁 札幌は北海道庁近くにある温泉露天風呂があるホテルです。名前にこそRYOKANという文字が含まれていますが、大きな宴会場があったり館内で完結する構造になっていたりするいわゆる旅館というよりも温泉旅館をコンセプトとしたホテルです。地下歩行空間からは赤れんがテラスから地上に出て西方向へ数十メートル進んだ場所にあります。札幌駅と大通駅だと若干札幌駅からのほうが近いかもしれません。
ロビーも和風感のある作りに
入り口から入ってすぐ目の前にフロントがあります。奥には朝食会場でもあるレストランが、フロントの近くには一段低くなった場所に待合スペースがあります。
客室の様子
温泉旅館といえば和室のイメージですが、由縁札幌では和洋を組み合わせて過ごしやすくなっています。床は畳敷きではなくフローリングで、寝具は布団ではなく床に敷くタイプのマットレスが採用されています。また、室内は靴を脱いで上がる様になっているので足元も快適です。
水回りの様子
露天風呂もある温泉が目玉なので、室内のお風呂はコンパクトにシャワーのみでした。バスタブがない分広めに作られていて、ちょっと座る場所もあるので、体を洗うだけなら十分すぎる設備です。ゆったりとバスタブに浸かりたいという方は館内の温泉へ行けば良いので、うまい具合に作られているなと関心しました。お風呂は独立したシャワールームになっていて、脱衣所とトイレが兼用になっています。
洗面台は玄関に
洗面台は玄関の土間のところにあります。玄関入ってすぐのところに洗面台があることで、「部屋に入ったらまず手洗い」をすることができます。感染症対策としても歓迎できる作りになっています。洗面台でなにかするには多少不便ですが、外から部屋に入ってきたときに手を洗うことに関しては抜群の便利さを誇ります。
温泉旅館によくあるスペース
ホテルになくて温泉旅館にあるものといえばこの窓際のスペースの『広縁』です。窓際にあって、お茶を飲んだり談笑したりできるこの椅子と机のある場所は日本家屋の造りで『広縁』と呼ばれます。
由縁には日本家屋の『広縁』をイメージしたスペースがあります。厳密には広縁ほどしっかりと区切られているわけではありませんが、間仕切りで広縁のスペースが取られています。このスペースがあるのと無いのでは部屋の印象がかわります。
朝食はほっけのひつまぶし
朝ごはんは1階のフロント近くにあるレストランで食べることが出来ます。
由縁の朝ごはんはビュッフェスタイルではなくほっけのひつまぶしがメインの和定食になっています。ひつまぶしというと鰻のひつまぶしが思い浮かびますが、ほっけのひつまぶしです。定食になっているのでゆっくりと食べることができます。見た目の色合いもとても鮮やかで、味も見た目と同じように多彩なのではじめからおわりまで美味しく食べることができます。
登別カルルス温泉から運ばれた露天風呂
温泉は札幌の街なかで汲み上げているものではなく、登別カルルス温泉から運んできています。街の中心部に位置する好立地のホテルですが、なんと露天風呂があります。温泉に入りながら外が眺められるということ、外の街並みを見ることはできませんが、天井の一部が空いているので空を眺めることはできます。北国なので冬なら雪が降っている最中の温泉を楽しむこともできます。
最上階に露天風呂を作れば景色も眺められて良いのではないか思いますが、札幌の中心部では次々に新しい高層ビルが計画されているので、今は景色が楽しめてのその後が安泰というわけにもいかず・・・。
おわりに
札幌の中心部で温泉露天風呂もある旅館コンセプトのホテルが由縁札幌です。完全な和風ではなく、和風テイストで気楽に旅館の雰囲気を楽しみたいという方におすすめです。