区間乗車もできる知床バスツアー!斜里バスターミナルで定期観光バス『知床浪漫ふれあい号』に申し込む
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
斜里バスターミナル
始発列車で知床斜里駅に到着しました。まだ斜里バスターミナルは営業時間前で、建物自体は開放されていましたが、窓口は閉められていました。今回は斜里発着の定期観光バス『知床浪漫ふれあい号』に乗車して知床1日観光に向かいたいと思います。
知床浪漫ふれあい号
知床浪漫ふれあい号はAコースからCコースまで3コースで構成されているバスツアーです。全コースを通しで申し込むと知床1日観光バスツアーとしての利用が可能です。それぞれのコースは区間利用をすることができます。区間利用をすることで砕氷船に乗船したり、ウトロ温泉に宿泊したり、他の『知床観光』と組み合わせることができます。
大型観光バスで運行するので事前に予約しなくてもほとんどの場合は乗車できるということでしたが、今回は事前に予約をしておきました。絶対に乗車したいという場合は1ヶ月前から乗車の予約を受け付けています。
Aコース
場所 | 時間 | 備考 |
---|---|---|
斜里バスターミナル | 8:40 発 | |
オシンコシンの滝 | 観光時間約10分 | |
ウトロ港 | 9:40頃 着 | ※途中下車可 |
ウトロ温泉バスターミナル | 9:50 着 | ※Bコースへ |
Aコースは斜里バスターミナルから出発して、オシンコシンの滝で観光、ウトロ温泉バスターミナルへと向かいます。知床浪漫ふれあい号の起点です。AコースとBコースで引き続き同じバスに乗車することになるので、コースを通しで利用する場合は座席に荷物を置いたままで徒歩約5分ほどの場所にある道の駅シリエトクへ行くことも可能です。
Bコース
場所 | 時間 | 備考 |
---|---|---|
ウトロ温泉ホテル巡回 | 9:50 頃 | ホテルによって異なる |
ウトロ温泉バスターミナル | 10:05 発 | |
プユニ岬 | – | 車窓見学 |
知床峠 | 観光時間約10分 | |
知床五湖 | 観光時間約60分 | 高架木道散策 |
知床自然センター | 観光時間約80分 | 映像鑑賞20分間 |
ウトロ温泉ホテル巡回 | 14:00 頃 | ※途中下車可 |
ウトロ温泉バスターミナル | 14:10 着 | ※Cコースへ |
Bコースが知床観光の要です。Aコースでウトロ温泉バスターミナルに到着したバスは、予約があった場合は一旦ウトロ温泉の各ホテルを巡回し、ウトロ温泉バスターミナルへと戻ってきます。そして、Bコースから参加する利用者が乗車したら知床観光へ出発です。冬季には閉鎖される知床峠、野生動物に出会えることもある自然豊かな知床五湖、知床の自然についての展示がある知床自然センターに立ち寄ります。
最後はBコース出発の地であるウトロ温泉バスターミナルに戻ってきます。ウトロ温泉バスターミナル到着次第そのままCコースとして出発します。
Cコース
場所 | 時間 | 備考 |
---|---|---|
ウトロ温泉バスターミナル | 14:10 発 | |
天に続く道 | – | 車窓見学2~3分 |
斜里バスターミナル | 15:00 着 |
Cコースはほぼウトロ温泉から斜里バスターミナルまでの移動がメインです。天に続く道としてSNSでも人気の直線道路を通ります。斜里バスの運行しているバスで天に続く道を通るのは知床浪漫ふれあい号だけです。天に続く道を通らなくても良いという場合は、知床浪漫ふれあい号の後に出発する通常の路線バスでも良いかもしれません。
出発まで駅前散策
知床斜里駅と斜里岳
知床斜里駅の後ろには斜里岳が見えました。釧網本線の始発列車で網走から移動してきたときには今にも雨が振りそうな厚い雲が漂っていましたが、持ち直して少し明るくなってきました。
セコマのハスカップソフト
駅前から歩いて約3分のところに北海道を中心に展開しているコンビニエンスストアのセイコーマートがありました。朝ごはんを食べるときにデザートまで食べることができなかったので、食後のデザート代わりにオリジナルのソフトクリームを食べてみました。
おわりに
大きな荷物は駅前にコインロッカーに預けようかと考えていたのですが、知床浪漫ふれあい号はコースが分かれていても同じバス車両で運行するということだったので、バスの貨物室に入れてもらいました。
知床観光で行きたい場所や見たいものが決まっている場合は区間利用を、知床をまんべんなく観光したいという場合は全コース通しで利用するのがおすすめです。観光船運休時などにはバス内でお知らせしてくれるので、当日満席でなければそのまま後続のコースを利用することも可能です。
知床浪漫ふれあい号をスケジュールに組み込むことで快適に知床観光をすることができます。