人気映画の舞台!函館・五稜郭を一望できる五稜郭タワーへ

約85分の湖上遊覧!阿寒湖遊覧船でチュウルイ島にあるマリモ展示観察センターへ

約85分の湖上遊覧!阿寒湖遊覧船でチュウルイ島にあるマリモ展示観察センターへ

阿寒湖遊覧船

マリモが有名な阿寒湖では阿寒湖遊覧船が運行されています。18kmの距離を約85分で1周する阿寒湖の遊覧船です。阿寒湖の景勝地である滝口、マリモ展示観察センターのあるチュウルイ島で15分の上陸時間が設定されています。

マリモは阿寒湖畔エコミュージアムセンターでも展示されているので、チュウルイ島を訪れなくとも見ることができますが、マリモだけでなく湖周辺の景色がとても良いので時間があればぜひ乗船したいと思っていました。

interact編集部セレクション
【全国旅行支援】ホテルの予約がまだの方!セールやキャンペーンの詳細を確認して、今すぐお得な宿泊先を探しませんか?

乗船料

区分料金
大人2000円
小人1040円

約85分の遊覧で乗船料は大人2000円で、小人1040円です。料金にはマリモ展示観察センターの入館料420円が含まれているそうです。チュウルイ島に上陸する手段は遊覧船またはモーターボートですが、いずれの場合もいわゆる船賃とは別に420円の入館料が含まれた金額は必要になります。

ちなみに同じ行程をモーターボートの場合は約35分で巡ることができます。料金は遊覧船よりも高く1人3800円です。最低催行人数は2人のため1人の場合は2人分の料金が必要です。少人数で楽しみたいときや遊覧船の時間にうまく乗れなかったときはモーターボートという選択肢もあります。

阿寒湖遊覧の様子

さて、出発時刻ギリギリに間に合ったので遊覧船に乗船しました。最後の乗客が乗り込んだら阿寒湖を1周する遊覧が開始しました。

船内の様子

遊覧船の内部は椅子と座敷スペースがあって子ども連れでも楽しめるようになっていました。

ただ、座席のある客室内よりもより景色がよく見えるデッキ部分で立ち見している人が多い印象でした。ちなみに、船内はすべて2等船室のみで今回の遊覧船の乗船料というのは2等料金ということが判明しました。1等船室は設定されていません。

景勝地の滝口

滝口はその名前の通り雄阿寒岳の太郎湖という湖から流れる滝がある場所です。船の上からは滝は確認できませんでしたが、雄阿寒岳の登山道を歩いて進むと滝を見ることができるようです。桟橋もありましたが、途中で乗り降りできるようにはなっていませんでした。

このギリギリのところまで木々が生えているところも阿寒湖の見どころのひとつだそうです。

チュウルイ島

マリモ展示観察センターのあるチュウルイ島に近づいてきました。

チュウルイ島の桟橋からマリモ展示観察センターまでは整備された平らな舗装路になっているので、歩きやすくなっていました。

マリモ観察センター

マリモ展示観察センターに展示されているのはマリモです。マリモは特別ないきものというわけではなく毬状の藻でマリモです。天然のマリモは自然の波の動きで湖底の藻が緩やかに丸められたものです。湖底の様子を再現した大水槽では実際に採取されたマリモが展示されています。

阿寒湖の巨大マリモ

阿寒湖では15cmを超えるきれいな球体のマリモが多数生息しています。

マリモができるまで

マリモができるまでの展示もありました。まず、岩肌に藻が生えます。

岩肌に生えた藻が一定の大きさになったときに岩から千切れます。これがマリモの核になります。

千切れた藻が波の動きで徐々に丸められていきます。湖なので波の動きと言ってもそんなに大きな動きではありません。阿寒湖に流れ込んでくる水流や風の力で非常に緩やかかつ一定の動きがあるという条件からこそのマリモです。

はじめは小さかった藻も周囲の藻を巻き込んだり、藻自体が成長したりしてどんどんと大きくなっていきます。

マリモはずっと球体を維持しているわけではなく、藻の寿命を迎えて繋がりが弱くなったときにには崩壊してマリモではなくなってしまいます。

チュウルイ島からの景色

チュウルイ島からは雄阿寒岳や雌阿寒岳などを見渡すことができます。阿寒湖の中にあるからこその景色を見ることができます。

帰路はまっすぐ桟橋へ

マリモ展示観察センターで阿寒湖のマリモを見たあとは出発地点へとまっすぐ戻ります。

阿寒湖遊覧船の乗船場所は2箇所ありますが、乗船場所の幸福の森桟橋(阿寒湖遊覧船乗り場)では降りずにもうひとつのカムイルミナ(阿寒観光汽船本社前乗り場)で下船しました。

カムイルミナ(阿寒観光汽船本社前乗り場)で下船しました。乗船場所の幸福の森桟橋からは約500m離れているので、少し距離が離れていますが歩いて戻ります。

おわりに

幸福の森桟橋から乗船し、カムイルミナで下船しました。今回は釧路発着の定期観光バス『ピリカ号』で訪れています。観光時間約2時間の中で温泉に入るかアイヌ民族の村を復元したカムイコタンを訪れるか遊覧船に乗ってマリモを見に行くかは自由です。

定期観光バスが予定よりも少し早く到着したので遊覧船に乗船することができましたが、道路事情によって予定どおりまたは予定よりも遅く阿寒湖に到着した場合だと間に合わないので注意が必要です。その時によって間に合うか間に合わないかが決まるので確約ではありません。間に合ったなら遊覧船の乗船はかなりおすすめです。

interact編集部セレクション
【全国旅行支援】ホテルの予約がまだの方!セールやキャンペーンの詳細を確認して、今すぐお得な宿泊先を探しませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です