釧路プリンスホテルは釧路にある道東最大級のシティホテルです。西武・プリンスホテルグループの1つで1993年に開業しました。釧路駅からは海側に向かって徒歩約10分で、釧路市役所に隣接しています。近隣には観光商業施設の釧路フィッシャーマンズワーフもあります。
部屋の様子
清掃済みの部屋には目印のシールが貼られていました。このシールを破って部屋の中へと入ります。
部屋はシティホテルとして標準的でした。ベッドに化粧台とテーブルがあるという標準構成の部屋です。開業から年数の浅いホテルに宿泊する機会も多かったので比べたときにもう少し古い感じがするかなと思っていましたが、清掃も行き届いていたので思っていたよりも綺麗でした。
水回りの様子
水回りは少し不思議な作りになっていました。洗面台は独立して存在していたのですが、お風呂とトイレが同じ空間にありました。3点ユニットで水回りが1つの部屋にまとまっているのが標準だった時代には洗面台が分かれているだけでも素晴らしかったのかもしれませんが、今となってはトイレお風呂別がビジネスホテルでも標準になりつつあるので若干見劣りします。
感染症対策グッズ
使い捨てマスクと除菌シートが用意されていました。マスクが品薄になって高騰していた時期でしたが、朝食時にはマスク着用でレストランへ行く必要もあるので、感染症対策としてとても良いサービスだと思いました。
夜食を食べてひとやすみ
帯広の六花亭で入手したスイーツです。持ち運びの際の衝撃で多少は型崩れしてしまっていましたが、美味しく食べることができました。
そして、こちらは釧之助本店で入手したカニの甲羅かまぼこです。釧路プリンスホテルと釧之助本店は離れた場所にあるので移動すると小腹が空きそうで用意していました。
海が見える部屋
釧路プリンスホテルは部屋から眺める海と夕日が綺麗なこともポイントのひとつのようでしたが、チェックインした時間がすでに日没後だったので残念ながら絶景を見ることはできませんでした。日が落ちてからは海側は真っ暗でほぼ景色という景色はなく、明け方にようやく窓からの景色を眺めることができました。朝食後にはすぐに出発してしまう予定になっているので、結局景色をゆっくりと眺めることができるのはまだ陽の上がっていないこの早朝の時間だけでした。
朝食のビュッフェ
朝食ビュッフェの会場は最上階のレストランでした。道東でも最大級の建物の最上階で、左右がガラス張りになっているので食事を取りながら釧路の街並みを眺めることができます。
ビュッフェ形式と言っても感染症対策のために多くのメニューはスタッフの方が取り分けてくれる形になていました。自分で盛り付けるよりも綺麗に盛り付けてもらえるという点は良かったのですが、ビュッフェならではの気兼ねなく自由気ままに選べる良さがまた楽しめるのはまだ先の話になりそうです。
肉眼では難しかったのですがカメラのレンズを通してよく見ると、昨日訪れたイオン釧路店が見えました。あの周辺に昨日の夕食として食べた特大海老フライ定食の釧之助本店があります。バスはぐるっと回りながら進むので時間がかかりましたが、乗車時間の割には意外と近くにあったようです。
おわりに
今回はこのあとに予約をしている1日観光ツアーの乗車場所ということもあったので釧路プリンスホテルに宿泊しました。朝食も和洋メニューが一通り揃っていたので満足です。到着時間の関係で絶景の海と夕日を眺めることができなかったのが残念だったので、また機会があれば夕日アタックをしてみたいと思いました。