湯治もできる、日本代表レベルで硫黄のこい温泉「万座温泉日進舘」へ宿泊しました。
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
万座温泉訪問記2017 その2 | |
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日時 | 2017年6月30日(金) |
場所 | 群馬県嬬恋村・万座温泉 |
期間 | 2017年6月30日~7月1日 |
目次 | 万座温泉旅行記 |
1日3本のバスで万座温泉へ
万座温泉まで、おとな1350円、こども680円です。駅から万座温泉までの距離は約20kmあり、ルートの大半を「万座ハイウェー」という有料道路を通って、40分ほどで到着します。
このバスの終点は、前回も出てきた草津温泉。草津温泉は万座温泉から東に19kmの位置です。草津温泉は日本屈指の観光温泉街です。白根火山は翌日に3年間の入場規制が解除されるという張り紙がありましたが、翌日は生憎の天候で、行くことは叶いませんでした。
万座温泉日進舘
バス停「万座プリンスホテル」から送迎のバスに乗り換えて、10分ほど進んだところに「万座温泉日進館」はありました。入口付近は近くに大浴場の露天風呂があるので、強い硫黄の香りがしますが数分もすれば慣れます。
部屋の様子
今回宿泊したのは本館の和室です。室内にはテレビや湯沸かしポット、冷蔵庫、セーフティボックスがあります。ちなみに、本館、新館、旧館の順に浴場(大浴場&露天風呂)や食事処までの距離が離れています。新館は建物自体が新しくきれいですが、大浴場からかなり離れているので、代わりの浴場があります。旧館「ゆけむり館」はとにかく低価格が売りですので、建物も古く距離も離れている上に、トイレや洗面台もないそうです。
トイレの照明は薄暗いですが、ウォシュレット機能付きでした。もっと明るいほうが良いのに。
万全の無線LAN環境
無線LANの親機が館内の廊下に設置されています。パスワードが無いのはセキュリティ上、よろしくないなと感じましたが、接続スピードはかなり速めで満足です。
※無線LANは天候や硫化水素の影響で繋がりにくくなる場合がございます。
※無線LANは本館のみの設備です。
飲料の自販機あり
流石にこの料金はどうなのかなと思いますね。コカ・コーラが210円で、いろはすが150円とは。缶ビールの350円は仕方がないにしても、高地料金ですので予め購入しておくのが吉です。また、飲用の湧き水やお茶がフロント付近に用意されていたり、給湯器コーナーでお湯を汲むこともできます。となると、自販機の出番はあまりないでしょう。
温泉浴場
日本一の硫黄濃度の良泉質を誇る万座温泉。
上信越高原を望む標高1800mの自然豊かな国立公園内に位置する万座温泉は、一日の湧出量540万リットルを誇り、酸性硫黄泉の約80度の高温と27種類の泉質が万病に効果を表します。
硫黄の匂いが付着して取れなくなるほど硫黄分が濃い、たいへんに泉質の良い温泉です。日本一硫黄の濃い温泉とも言われている万座温泉は、日進館公式サイトの写真や説明の通り、白濁した硫黄泉です。
厳密に日本一の硫黄濃度を誇るのは「万座温泉ホテル聚楽」ですが、その近くである日進館も十分に濃いと感じました。肌が弱い方向けにただのお湯のお風呂があります。宿泊客はどのお風呂も24時間いつでも自由に入ることができます。到着したら早速、露天風呂の極楽湯に入りに行きました。ついでに、あとで入った他の浴室もまとめて紹介します。
※長寿の湯と極楽湯は日帰りでも1000円支払うことで入浴することができます。
※浴室内の写真撮影は禁止されていたため、画像はすべて公式サイトのものを使用しています。公式サイトの画像の中でも、今回の時期に近い画像を使用しました。
長寿の湯(大浴場)
日進館の入り口のすぐ横にある大浴場です。露天風呂も併設されています。加水をしていない「源泉かけ流し」のお風呂があります。何人かで入ると狭く感じるサイズの浴槽がいくつもあります。一人で入る分には広々と感じられてよいのですが、3人くらい入ると狭く感じるので、どうせなら一人風呂にしてしまえばいいのにと思いました。
極楽湯(露天風呂)
入り口から外に出て、少し歩いたところにあるのが露天風呂の極楽湯です。屋根がついていないので、雨が降ったり雪が降ったりすると、自然を感じることができます。体を洗う設備はありません。脱衣場とその通路を通っていくとすぐお風呂があります。
3つの浴場の中で最も良かったお風呂です!
万天の湯(新館)
新館の上階にあるのが万天の湯です。狭いながらも体を洗うスペースもあります。最も新しく、浴場や脱衣所は綺麗でした。新しいとは言っても、大浴場のほうが広々していて良かったと感じました。