写真映えの辛口の生!アサヒビール北海道工場で「スーパードライ琥珀カスタム」を飲む
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
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アサヒビール北海道工場
アサヒビール北海道工場は札幌中心部にほど近い南郷7丁目駅から徒歩10分の場所にある工場です。北海道内で消費されるアサヒビール製品は主にこの工場で製造されています。工場稼働日には高速で流れるように充填されていく缶ビールや箱詰めの工程を見学することが出来ます。工場が稼働していないときにはビデオで稼働しているときの様子を見ることができるのですが、せっかく訪れるからには出来るだけ稼働日を狙うのが良いと思います。
ビールの作り方
ビールの原料は主に3種類あります。1つ目がビールの苦味の元となるホップです。
2つ目がビールの黄金色を作り出す麦です。そして最後に最も重要なものが水です。きれいな水を使用することで美味しいビールが出来上がります。
麦と水とホップに酵母を混ぜ合わせると自然と分解発酵が進み炭酸が吹き出してくる若ビールが出来ます。若ビールを保冷ボトルのような貯蔵タンクで数週間寝かせば完成です。詳しいビールの製造方法については別途確認してください。各社とも製造方法はほぼ変わりませんが、所有している酵母の種類や系統が決定打となって味が変わってくるようです。
容器に充填して出荷されるまで
貯蔵タンクで寝かされたビールは出荷の直前になると濾過の工程へと進みます。濾過を行うことで不純物を取り除きクリアな味わいになるそうです。
19L樽に充填
飲食店向けの樽詰めの工程です。ビール樽は各社共通の規格サイズで19L入りです。樽の中にはパイプが入っていて泡立たないように底の方から充填するようになっているそうです。
350ml缶に充填
高速で1回転する間に充填と蓋締めが一気に行われます。外気に触れている時間が長いと味の劣化につながるとのことで、一秒でも早く蓋を締められるように充填したその場で蓋まで締めてしまう工程になっているんだとか。
缶が流れていくのと同じ速度で缶の蓋がパタパタと流れていくのが見えました。
1分間で詰められるビールの量は12缶入りケーズが62ケース分で合計数は1500本分だそうです。たったの1分間でこれだけの量のビールが缶に充填されているということを考えるといかに充填機の動きが早いかがわかります。
箱詰めして倉庫へ
見学コースの順序的に流れが前後しますが、すべての作業工程が完了すると箱に詰められて倉庫へ自動的に運ばれて出荷の時を待つことになります。
缶底の日付印字
空き缶の底に日付印字を行います。レーザープリンターで目に見えない速度でシュパシュパと印字されていきます。
貯蔵タンク
貯蔵タンクの大きさはカーペットの色が変わっている部分と同じ位だそうです。とにかく大きいタンクということがわかりました。
試飲タイム
試飲1杯目はアサヒスーパードライです。工場で作りたての辛口生ビールを飲むことができます。
2杯目は自由に選ぶことが出来ます。濃厚な香りのするプレミアムビールの芳醇を選びました。
スーパードライ琥珀カスタム
北海道工場限定のスーパードライ琥珀カスタムです。スーパードライの上に黒ビールの泡がのっていることで時間経過とともに徐々に混ざり合ってとても綺麗な状態になります。写真を取るのに綺麗ということでスタッフの方におすすめされた一品です。氷点下のエクストラコールドなので冷たさも格別です。
ビールの美味しい注ぎ方
缶ビールを飲む時は横着して缶のまま飲んでしまう方が多いと思いますが、手順を追ってコップに注いでいくと缶ビールでも美味しく飲むことが出来ます。
おわりに
アサヒビール北海道工場を訪れたのは2回目ですが、前回は工場の休業日で機械が稼働していませんでした。製造状況によって稼働しているかしていないかが変わるので、稼働している状態の見学を希望されている場合は予約時に確認をすると予定を教えてもらうことができます。あくまでも予定なので確定事項ではありません。見れたらラッキーくらいの感じが良いかもしれません。流れるように完成していく工程を眺めるのは楽しいものです。札幌中心部からも近いので見学しやすい点でおすすめのスポットです。