和歌山にある世界遺産!真言宗の総本山金剛峯寺がある「高野山」を短時間ダイジェストで巡る
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
【大阪2016その3】2016年8月13日(土)
期間:2016年08月11日~8月13日
訪問先:大阪府
奥の院への参道を進む
短い時間ながらも高野山をダイジェストで訪れてみることにしました。スタート地点は奥の院の参道の前にある駐車場です。この日は夕方からお祭りが開催される日だったので、あまり長い時間滞在していると交通規制のため駐車場から出られなくなります。時間制限があるのでサクサクと見て回る必要があります。
ブータン国王のイトスギ
東日本大震災から5年を迎えるのを前に、ブータン国王から同国の国樹「イトスギ」が贈られ、8日、高野山奥の院(高野町)にある震災の物故者慰霊碑そばに植樹された。
http://www.sankei.com/region/news/160309/rgn1603090026-n1.html
参道の途中にブータンの国樹「イトスギ」がありました。ブータンは国民総幸福量を国家の指標として用いている通称『幸せな国』です。参道に植樹されたイトスギは、東日本大震災の5年の節目を記念して、ブータン国王から送られたというニュース記事がありました。
境界の石橋と奥の院
本殿に近づいていくると聖域との境界となる石橋があります。石橋は聖域とそれ以外を分けるための橋となっており、石橋の向こう側に遠くに奥の院の本堂がみえます。聖域に入るにあたって注意しなければならないのは、聖域内は撮影が禁止されているということです。来訪記念の撮影が出来るのもこの石橋の手前までとなっているため、多くの観光客が石橋の前で記念撮影をしていました。
ポケモンGOの余波
ポケモンGOというスマートフォンゲームが大流行したためその影響を受けてポケモンGOに関する注意書きが設置されていました。奥の院境内は道が狭くところどころ木の根っこが飛び出している箇所もあるため、安全のためには仕方のない措置かなと思います。大流行したポケモンGOに対する反応は、一律禁止ではなく、許可するところもあれば、禁止するところもあるというそれぞれの寺社仏閣の考えによるという状況になっています。
豊臣秀吉の墓
戦国武将であった豊臣秀吉のお墓です。お墓の配置も戦国武将を思わせるような感じになっていました。近くには織田信長のお墓もありますが、規模の違いが勝者と敗者の違いを表しているように見えました。
ろうそく祭りの準備が進む参道
訪れた日は高野山で毎年開かれるお祭りの「ろうそく祭り」が行われる日でした。参道の左右には機材の設置が進められており、着々と祭りの準備が進んでいる様子でした。
オサムシも歩いていました。餅菓子を購入したり休憩したりしているうちに、残り時間は15分を切りました。急いで出庫しなければ、お祭りが終わるまで帰れなくなります。
壇上伽藍
伝説の松といわれている松です。
下から見上げても違いははっきりとは分かりませんでしたが、後から見返せるように写真を撮っておきました。
朱色の建物で立派な建物が「壇上伽藍」です。
高野山金剛峯寺
高野山で最も有名な寺で高野山真言宗の総本山である金剛峯寺です。正面です。写真の中には少ししか写っていませんでしたが、たくさんの人々が参拝していました。
左側は高い木々があり、壁が飲み込まれていました。まさに自然の中にある寺院という感じがします。内部の観覧をする事も可能となっています。随所に受付は右側にあることを示す札が立ててありました。
高野山花蓮院
高野山花蓮院は金剛峯寺の隣にあるお寺です。大きな寺院ではないのですが、蓮花という名前の通り、境内には蓮の花が咲いています。訪れた時期的に蓮の花の見頃だったので立ち寄ってみました。
境内にはきれいな蓮の花が咲いていました。金剛峯寺を初めとして大きな寺院とは違った雰囲気です。ひっそりとした空間に蓮の花が咲いているのでとても落ち着いた場所となっていました。観光地としての高野山と考えたときに訪れる寺院ではないのかもしれませんが、蓮の花が咲く時期にはきれいな蓮の花が見られるので立ち寄ると良いと思います。
金剛三昧院
金剛三昧院は宿坊を備えた寺院です。周辺に高野山関連の寺院は多数ありますが、一般参拝客が宿泊できる施設は貴重です。宿坊に宿泊することで例えば高野山のお坊さんが食べている精進料理を食べることが出来ます。宿坊に宿泊すると仏教寺院の生活の一部を体験することが出来るので寺社仏閣巡りに興味がある方にはとても人気を集めているそうです。今回は入口のみの見学でした。