四季折々の植物が見られる!汐留にある「東京都浜離宮恩賜庭園」は都会の中の広大なオアシス
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
東京都浜離宮恩賜庭園
東京都浜離宮恩賜庭園は汐留にある広大な庭園です。江戸時代に甲府藩の庭園として整備されたのが始まりです。そして、徳川家の浜御殿、宮内省管理の離宮として使われた後に、東京都の公園として一般に開かれるようになりました。海水を引き入れた潮入の池や季節折々の植物が見どころです。
入園料
区分 | 入園料 |
大人 | 300円 |
小人 | 150円 |
入園料は大人300円で、小人150円です。
季節折々の植物
敷地内には季節折々の様々な植物が植えられています。訪れた季節が春だったので菜の花と桜を見ることができます。
菜の花畑から汐留の高層ビル群が見えました。手入れされた庭園と近代建築が一緒に見られるのも都会のオアシスならではです。
椅子がある休憩所も点在しているのでのんびりと庭園散策をすることができます。
鷹の御茶屋
2018年に復元工事が完了した鷹のお茶屋です。
建物内には畳のお茶スペースがあります。
建物の後ろ側には鷹を飼うためのスペースが設けられています。現在では本物の鷹は飼育されておらず、鷹のレプリカが展示されています。
燕の御茶屋
潮入の池の北東に位置する燕のお茶屋です。鷹の御茶屋よりも茶室です。年に数回に限り内部公開も行っているそうなので、興味がある方はイベント情報を確認すると良いかもしれません。
お伝い橋
潮入の池に浮かんでいる中島をつなぐ橋がお伝い橋です。橋の上からは各御茶屋を水の先に眺めることができます。
中島の御茶屋
中島の御茶屋は実際に営業しているお茶屋です。水辺にあるので夏でも涼しい風が入ってきます。抹茶とお茶菓子のセットが500円と手頃な価格で提供されています。庭園の楽しみ方としては超定番の抹茶を飲みながら景色を眺めて楽しむことができます。
富士見の丘
今では高層ビル群に囲まれているので面影はありませんが、昔は少し高台になっていれば富士山が見られたそうです。
松の御茶屋
平成22年(2010)に史料をもとに復元された御茶屋です。毎週木曜日の13時から15時に内部の見学会が行われています。1回あたり約20分間で、ボランティアガイドさんによる解説を聞くことができるそうです。
二百年の松
二百年の松は大きく立派な松の木です。汐留側の出入り口すぐ近くにあります。
1709年に6代将軍の徳川家宣によって庭園を改修した際に植えられたと伝えられています。樹齢は300年を超えるとか・・・。
おわりに
都会のオアシスで広大な広さを誇る庭園でした。のんびりとお花見を楽しむのも良し、水辺でお茶を飲んで景色を眺める風流な遊びをするも良しです。新橋駅から歩いて移動できるので、付近を訪れた際にはぜひ立ち寄って見てください。