成田空港でも防災訓練を行っていました。
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
成田空港でも防災訓練
佐賀行きの飛行機(IJ603便)に搭乗するために成田空港に行った日は、9月1日の防災の日でした。
高速バスを第2ターミナルで降りて、おみやげを購入したり、食事を取ったりしていた時に「午後2時に訓練放送を流します」という内容のアナウンスが4カ国語でありました。
午後2時になりまして
再び、訓練であることをアナウンスした後に、緊急地震速報のチャイムが館内放送で一斉に鳴りました。
「ピロロンピロロン~強い揺れが・・・」
事前に訓練と言われてたとしても、音が鳴ったら気になります。
付近の人の中には、キョロキョロと周囲を確認されている方も居ました。
蛍光オレンジの避難誘導と書かれたビブスを着用している人が、いつの間にかあちらこちらに現れていました。緊急地震速報に続いて、負傷者の位置や建物の損傷箇所を通達する連絡訓練も行われました。
訓練では飛行機は待ってくれません。訓練に参加している職員の方以外は、通常の業務を行っていました。
とても不思議な気分になりました。利用客の中には日常と非日常の人もいれば、非日常と超非日常の人もいたかもしれません。いずれにせよ、私はとてもめずらしいタイミングで空港に行ったということは間違いありません。
雑感
館内アナウンスは各国語で2回ずつ行われており、いつ地震が来てもおかしくはない日本に於いて、日本に来ている外国の人にも理解できるようにアナウンスされていると思いました。
しかし、実際に地震があった時には「落ち着いてアナウンスを聞くことが可能なのか」という心配があります。慣れない場所で慣れない災害に巻き込まれたら確実に不安を感じるでしょうから、そこを如何にサポートしていくかが「真の国際化」への鍵となるのではないでしょうか。例えばモニターというモニターに各国語で『アナウンスと同じ内容の文章』を掲示するようなことでも計画されていたりするのでしょうか。
なお、訓練アナウンスで判明した事ですが、ターミナルビルは耐震補強されていて基本的に安全で、地震の際にはターミナルビルの内部で待機することが良いそうなので、成田空港で地震に遭遇してしまったら(指示があるまで外には出ずに)アナウンスを聞き逃さないようにしてください。