満足度の高いプラネタリウム!札幌市青少年科学館は展示が多く子供から大人まで楽しめる体験型施設
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
札幌市青少年科学館
札幌市青少年科学館は1981年に開館した公立の科学館で札幌東部の新札幌にあります。フラットシートで眺められるプラネタリウムや科学館でも所有しているのが珍しい人工降雪機などがあります。また、定期的に大規模リニューアルが行われていて内容の充実に力を入れている様子が伝わってきます。ちなみに、中島公園にある札幌市天文台の無料観測イベントも札幌市青少年科学館が担当しています。
入館料
展示室のみ | 展示室+プラネタリウム | 展示室+プラネタリウム+水族館 | |
大人 | 700円 | 1000円 | 1750円 |
小人(中学生以下) | 無料 | 無料 | – |
展示室とプラネタリウムはセットで大人1000円、中学生以下無料です。大人でものんびりと過ごせて1000円、中学生以下の子どもなら無料という規模からすると安すぎる値段設定が驚きです。
展示室の様子
今回は閉館時間ギリギリになってしまったのですべてを見て回ることはできませんでしたが、広い展示室内に様々な展示がありました。実際に試してみる体験型の展示が多く子どもだけでなく大人でも楽しめます。遠くに離れていても対面した大きなパラボラアンテナを通せば隣で話しているように聞こえる展示は特に面白く感じました。
札幌市営地下鉄に関する展示は運転席にある操作レバーに合わせてタイヤが回転します。車輪ではなくタイヤ?と思われた方は鋭いです。札幌市営地下鉄は鉄輪ではなくタイヤが採用されています。雪の積もる寒い地域で急勾配もあるという条件では、タイヤのほうが経済的であるという判断だそうです。
ボールがくるくると上の方からレールに沿って降りてくる展示が意外にも長く見続けても飽きませんでした。他にも人工降雪機や低温室、宇宙関連など他にはない展示があったそうなので、もっと時間をかけてじっくりと見て回ることができたら良かったと思います。
満足度の高いプラネタリウム
プラネタリウムは2ヶ月おきに変わるテーマに沿って今日の星空を約50分間の解説付きで眺めることができます。展示室はどちらかといえば子ども向けのものがメインですが、プラネタリウムは星空や宇宙が好きな大人ならかなり楽しめると思います。今回は雪ミクスペシャル上映を見ました。
おわりに
事前情報では老朽化が目立つというコメントもありましたが、いろいろと展示されていて大人も子どもも楽しめる科学館でした。開館時間が若干短めなので、夕方に訪れる予定の場合は注意が必要です。時間によっては満足に見て回ることができないことがあります。日中に科学館を訪れてプラネタリウムを見てから中島公園にある札幌市天文台の観測会に参加すると理解が深まるのでおすすめです。