大通公園の端にある展望台!さっぽろテレビ塔は高さ147.2mの電波塔
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
さっぽろテレビ塔
さっぽろテレビ塔は札幌の中心部にある1957年に竣工した電波塔です。1969年頃には札幌南部にある手稲山へテレビ電波送信所が移設されて、電波塔としての役目はほぼ終えています。一度は新しく高さのある電波塔への切り替えが検討されたということもあり、建物内の老朽化や構造の古さは否めませんが、札幌市時計台と並んで街を象徴するランドマークです。
現在では一部のFM放送局と予備のテレビ送信所として使用されています。ちなみに、さっぽろテレビ塔には時計がついています。すべての面についている時計は竣工直後ではなく、数年後の1961年に松下幸之助によって設置されました。
大通公園の西端
さっぽろテレビ塔は大通公園の西端にあります。周囲には高さ131mの創世スクエアなどの中高層ビルが立っているため埋もれつつありますが、広い範囲で目視できます。地下の商業施設であるオーロラタウンを通ることで地下歩行空間とも間接的に接続しているため、札幌駅からは天候に左右されずに歩いて訪れることも可能です。ただし、オーロラタウンの開放時間は7:00~22:00なため、特に夜遅くにテレビ塔を訪れた場合は通り抜けできなくなるという点は注意が必要です。
入場料
区分 | 料金 |
大人 | 720円 |
高校生 | 600円 |
中学生 | 400円 |
小学生 | 300円 |
幼児(3歳以上) | 100円 |
さっぽろテレビ塔の入場料は大人720円、小人600円~100円と細かく料金区分が分かれています。入場チケットの販売は営業時間の10分前までです。基本的には3階の展望台行きエレベーター乗り場にて購入することができますが、例外もありさっぽろ雪まつり開催期間中は1階にある特設チケット売り場での取り扱いになっていました。
展望台からの景色
さっぽろテレビ塔のすぐ西側には創成川が流れています。二条市場がある方向です。
夜パフェのお店が近くにある観覧車が見えました。
加工していない写真では暗めに写っていますが、テレビ塔はさっぽろ雪まつりの会場となっている大通公園を見通すことができる絶好のビューポイントです。
札幌駅方向には創世スクエアが建っています。完成してからたったの半年でもすでに市民の憩いの場としても大活躍しています。
怖窓(こわそう)という下を覗き込めるようになったガラス張りの場所もありました。
すすきのと大通は目と鼻の先の場所にあります。
風が吹くと揺れる展望台
風が吹くと僅かに揺れます。展望台にはトイレやカフェはないので、夜の街並みを眺めながらのんびりと過ごしたい場合はJRタワー展望台のほうが設備が整っていて良いと思います。なんなら鉄骨構造の塔に展望台を付けたという表現が適切かもしれません。
3階からの景色も良い
テレビ塔の3階までは無料で入ることができます。3階には展望台行きのエレベーターやお土産物ショップがあります。大通公園を見るなら無料エリアの3階からでもわりと楽しめます。
おわりに
さっぽろテレビ塔は繁華街のすすきのや大通公園を近くで高いところから眺めることができるビューポイントです。非常階段を歩くイベントやバンジージャンプのようなフリーフォールイベントが開催されることもあるので、興味があれば公式サイトをご覧ください。