ペット同伴OKの水族館。設備は古いが落ち着いた雰囲気の水族館「京急油壺マリンパーク」へ行ってきました。
はい、みなさんこんにちは。いんたらくとです。
油壺マリンパーク
油壺マリンパークは1968年に開業し、2018年に50周年を迎えた水族館です。施設そのものの老朽化は否定できませんが、混雑しておらずのんびりとした雰囲気で落ち着いた感じの水族館です。所要時間はさらっと見る程度でおよそ1時間あれば園内を回ることができます。さっと見て回れるというのもポイントです。40~50分に1回程度は何かしらの餌やり等のイベントが実施されているので大人も子どももそれなりに楽しめます。
また、当日先着順で申し込みが必要ですが、体験オプションもあります。(体験オプションには500円~1000円程度の参加費がかかります。)
- カワウソと握手
- イルカに餌をあげる
- バックヤードツアー
など時期によって体験できる内容が変わるので、詳しくは公式サイトをご覧ください。
行き方
三崎口駅から油壺行きのバスに乗って油壺バス停からは徒歩7分、油壺マリンパーク行きのバスに乗れば目の前の場所に油壺マリンパークがあります。油壺行きもしくは油壺マリンパーク行きのバスに乗ればたどり着けます。2018年より少し延伸して油壺行きのバスは油壺マリンパーク行きに変更されたらしいのですが、この日のバスはなぜか従来の油壺止まりでした。
今回は、三崎港バス停で三崎口駅行きのバスを待っていたら、1日に数本しか走っていない急行の油壺行きバスがちょうど来たのでそれに乗ってきました。
入場料
区分 | 入園料 |
大人 | 1700円 |
中学生 | 1300円 |
小学生 | 850円 |
幼児 | 450円 |
ペット | 500円 |
入園料は大人1700円ですが、みさきまぐろきっぷの体験券1枚と引き換えまたは、三浦半島1DAYきっぷ利用で40%割引になります。
園内紹介
いわゆる水族館の展示室の他に、イルカのショーが見られる屋内劇場やあしか、ペンギン、カワウソの区画があります。みさきまぐろランチを1日数量限定で販売しているレストランも施設内に併設されています。(お昼すぎには売り切れていました。)
ちなみに、園内はペット同伴OKで、ドックラン施設もあります。実際に犬を連れて歩いている人を見かけました。
サメとのふれあい
展示室の入り口横にはサメに触れることができる「ふれあい水槽」が設置されています。ザラザラとした鮫肌を触ってきました。おとなしい鮫なので、子どもたちにさんざん撫で回されても噛み付いてくることはありません。
カワウソの食事
鮫肌を体験していたところ、カワウソの食事が見られるという館内アナウンスがあったのでカワウソエリアに移動しました。何種類かの魚をバランスよく与えているそうです。先着順で申し込みが必要ですが、カワウソと握手できる会が食事の後に行われていました。
展示室
順番が前後してしまいましたが、カワウソの食事を見たあとは展示室の魚を見に行きました。展示されている魚類をダイジェストでお送りします。
ウツボとイセエビ
ウツボとイセエビの2ショット。茹でる前のエビはウツボと色合いがよく似てます。
マダコ
食用のタコとしてもおなじみのマダコです。刺し身にしてもたこ焼きにしても・・・。
エビスダイ、ハコフグ、マツカサウオです。
ムラソイとカサゴ
ムラソイとカサゴです。どっちもよく似ているので見分けが付きませんが・・・さて問題です。どっちがどっちでしょう?
(答え:多分、上がカサゴで、下がムラソイ)
サンゴとイソギンチャク
イソギンチャクとサンゴです。
ニシキエビ
イセエビの仲間でも特に大きいニシキエビです。
タコクラゲ
自力で泳げるタイプのクラゲです。薄茶色をしているのは体内に住んでいる褐虫藻という光合成できる生物の色だそうです。
サメの回遊水槽
メガマウスシャークの標本が展示されていました。その後ろには生態などの説明がびっしりと載っていました。
何種類かのサメがぐるぐると円形の水槽を泳いでいました。サメ好きの方にはたまらない展示かもしれません。
ペンギン島
多くのペンギンたちは陸に上がって羽を乾かしていました。
おわりに
展示を見て回るだけならさほど時間はかかりません。設備は古く展示室自体も大きくはありませんが、慌ただしさがなく、のんびりと魚を眺めることができました。サメの回遊水槽での展示やカワウソの展示が良かったです。特に子ども連れで三崎観光に訪れる方にはおすすめの場所です。