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大容量のものに交換して快適に使おう!HDDやSSDを増設・換装する方法

大容量のものに交換して快適に使おう!HDDやSSDを増設・換装する方法

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

 

HDD/SSDを増設・換装するには

この記事ではHDDやSSDを増設・換装するのに必要な作業を紹介します。作業の手順をとっても簡単に説明すると「蓋を外し、ケーブルをつなぐだけ」です。ところで、HDDやSSDの購入やケーブルの準備は完了していますか。増設・換装には事前にいくつか用意する必要のあるアイテムがあります。準備が済んだら早速作業に入りましょう!

 

 

コネクタの接続について

写真はHDDです。初めて増設や換装作業をする場合は、作業前にまず「端子」と「ケーブル」の組み合わせを確認しましょう。実際の作業は狭く手探りで作業しなければならないので、明るい場所で事前に確認しておくとスムーズな作業が可能です。

 

右の広い端子が「SATA電源コネクタ」で、左側の短い端子がデータの通信を行う「SATAコネクタ」です。試しにそれぞれの端子に対応したケーブルを差してみます。ちなみにパソコンのケーブルはそれぞれ用途別に規格が定められているので、どこに接続したら良いのか迷うことはないと思われます。

 

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蓋を外す

まずはパソコンの蓋を外します。ノートパソコンの場合はメモリ換装用とHDD換装用に小さな作業窓がついている場合があるので+ドライバーで外します。デスクトップパソコンの場合はネジを外して蓋をスライドさせると蓋が外れます。機種や型番によって外し方が異なるので、詳しい外し方は取扱説明書を確認してください。

 

「増設」の手順

一番手っ取り早いのは増設です。パソコンのマザーボードに拡張用のポートが空いていて、ケースに増設を前提とした空きスロットがあるなら、それこそHDDをスロットにネジでしっかりと固定してケーブルをつなぐだけという超簡単な手順だけで終わりです。

 

  1. HDDをケースのスロットにネジで固定します。
  2. HDDとマザーボード間をSATAケーブルで、電源と電源ケーブルで接続します。
  3. デスクトップ画面左下にある「Windowsマーク」を右クリックします。
  4. 「ディスクの管理」を押します。
  5. 「未割り当て」を右クリックして「割り当て」を行います。

これでHDDを保存領域としてパソコンに認識させることができました。「割り当て」をするまでは物理的にケーブルがつながっていてもパソコン側で認識しないので使うことができません。

 

「換装」の手順

HDDを増設するための空きスペースがない場合は増設することができないので、より容量の大きいHDDに換装する必要があります。換装するための「専用のソフト」を使うと自動的に各種設定を行ってくれるので便利です。

 

専用ソフトを使う場合

  1. 専用のソフトを起動します。
  2. 指示に従って新しいHDDを接続し、古いHDDからデータを移動します。

以下のような製品を利用すると簡単にHDDのまるごとコピーや、簡単にHDDを付け替えて使用することもできます。専用のソフトを使う場合は設定ウィザードの指示に従って手順を進めていくのでとっても簡単ですが、購入するのにいくらか追加で費用がかかるのが難点です。

 

 

イメージファイルを使う場合

費用をかけるのはちょっと・・・という場合は、パソコンデータのバックアップでお馴染みの「イメージファイル」を活用します。イメージファイルを作成するためにはそこそこ大容量のUSBフラッシュメモリまたは空のディスクが必要ですが、専用のソフトを使うよりもずっと安価で済みます。HDD換装後にイメージファイルから復元すると、あら不思議!ほぼ使用している環境をそっくりそのまま復元することができます。

 

  1. 古いHDDのデータをイメージファイルとして全てバックアップします。
  2. 古いHDDを取り除いて、新しいHDDを設置します。
  3. HDDとマザーボード間をSATAケーブルで、電源と電源ケーブルで接続します。
  4. パソコンを起動するときにディスクを入れて、復元を開始します。

イメージファイルの作成方法やイメージファイルからの復元については、パソコンの「バックアップと復元」の項目にあります。イメージファイルの作成を選択すると自動ウィザードが立ち上がるのであとはパソコンの指示に従ってください。復元するときはイメージファイルを焼いたディスクを挿入すると自動的に復元が始まります。

 

「ゼロスタート」の手順

容量増加と同時にWindowsを初期化して快適に使いたい場合はゼロスタートがおすすめです。いわゆる「クリーンインストール」を行います。今まで保存していたデータが全て消えてしまうので事前に移しておく手間ではありますが、最も快適に使用することができます。

 

  1. 今まで使用してきたHDDの中から必要なデータ(画像や文章等)を保存する。
  2. OSのインストールディスクを作成し、Windowsライセンスコードを確認します。
  3. 古いHDDを取り除いて、新しいHDDを設置します。
  4. HDDとマザーボード間をSATAケーブルで、電源と電源ケーブルで接続します。
  5. パソコンを起動するときにディスクを入れて、OSのインストールを開始します。

クリーンインストールなので、純正アプリケーション以外はまっさらな状態になります。例えばOfficeやChromeなどの追加ソフトはインストールとライセンス認証が必要になります。

 

OSのインストールディスク作成

Windows10

Ubuntu

事前準備として、上のリンクからOSをダウンロードして、空のディスクまたはUSBにOSのインストール用ファイルを作成します。

 

ライセンスコード確認

OSのインストール用ファイルを作成している間に、Windowsのライセンス認証コードを控えておきます。新しいHDDにOSをインストールする際にプロダクトキーの入力が求められるので、あとから確認するのはかなり面倒くさいので準備しておきます。※プロダクトIDとは別のものです。

 

「コマンドプロンプト」では以下の文字列をコピペすると確認できます。

コード

C:> wmic csproduct get identifyingnumber

 

「PowerShell」では以下の文字列をコピペすると確認できます。

コード

wmic csproduct get identifyingnumber

 

 

おわりに

増設の場合は単純に接続して、割当さえ済ませればすぐにでも使用できるようになりますが、交換して移行する場合はそれなりに時間がかかるのでご注意を。

 

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