クラスタを分ける
因子はあくまでも質問を回答の傾向によって並べ替えただけのものです。因子だけではどのような層が、存在するのかが判断できませんので、クラスタ分析でどのような層があるのか明らかにします。クラスターを分けるには”分析”→”分類”→”階層クラスタ”を開きます。
変数に先ほど作成した因子のデータ『FAC1_1』『FAC1_2』を入れます。
クラスタの数を決める
“作図”の項目にある『デンドラグラム』をチェックして、因子分析のときのように図を見てクラスタの数を決定します。
“方法”はWard法にします。
デンドラグラムはまるでトーナメントのような表です。はじめは個々人からスタートしますが、進んで行くと最後はすべてがつながっています。最後につながっているのは『アンケートを受けた人々』という共通点があるからです。
今回は『10』で輪切りにすると2グループと少ないので、『5』で輪切りにして、4グループに分けることにします。
クラスタをデータとして保存
“作図”のデンドラグラムのチェックを外します。
“保存”にある『単一の解』の数に、決定したクラスタ数を入力します。今回は4グループに分けることにしたので、『4』と入力します。
OKを押すとクラスタの数が4つなら『CLS4_1』、クラスタの数が2つなら『CLS2_1』という、ラベルに『Word Method』と記載されたデータが追加されます。