Microsoft Japan Surface EventでSurfaceヘッドホンやSurface Pro 6の実機を見てきました
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
目次
Microsoft Japan Surface Event
2018年10月初旬に日本マイクロソフト本社において、新商品発表会「Microsoft Japan Surface Event」が開催されました。Surfaceアンバサダーとして招待していただいたので参加させていただきました。品川駅から屋根付き通路を歩いて数分の場所に日本マイクロソフトの本社があります。
ロビーにはSurface製品が展示されていました。
また、働き方改革推進会社という立て札とテレワーク先駆者百選の表彰状が展示されていました。日本マイクロソフト社は場所や時間に囚われることのないテレワークを進めています。
しばらくして時間になり入場受付が始まりました。
受付の前には新型Surfaceが展示!早く見てみたいという思いを抑えて会場に入りました。
イベントスタート
間もなく時間になります。光の演出がかっこいい!
イントロダクション
マイクロソフトの水田氏が登壇し、マイクロソフトのミッションや日本マイクロソフトが社を上げて取り組んでいることを紹介されていました。マイクロソフトの使命は「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」だそうです。
そして、日本マイクロソフトが2020年に向けて注力していくのが、
- インダストリーイノベーション
- ワークスタイルイノベーション
- ライフスタイルイノベーション
という3つのイノベーションだそうです。
新商品は「インダストリーイノベーション」を支えるものです。テクノロジーは単なる道具に過ぎないけども、相棒として生産性を向上させるものになってほしいという願いを込めて開発されているそうです。
OSアップデート
Windows10の最新アップデートはデータ消失トラブルにより中断されていましたが、再び配信が開始されたことが発表されました。
Surfaceで生産性向上
Surfaceは日常生活をより良いものにし、クリエイティビティを最大限にすることができます!
新型Surfaceは2018年10月16日発売
「Surface Pro 6」と「Surface Laptop 2」という2種類の新型Surfaceは2018年10月16日より発売されます。
Surface Pro 6には新色のブラックが登場しました。
Surface Laptop 2はカラフルで4色展開です。
Surface Pro6
新商品の概要が発表されたところで、Surfaceの製品開発を担当している大谷氏にバトンタッチしました。
様々な場所で使われるSurface
都内某所の少年スポーツ会場にて使われているSurfaceです。Surfaceはリアルタイムで試合結果をホームページにアップロードするために使われていました。このように場所や時を問わずに気軽に持ち運べるフル性能パソコンがSurfaceです。
他にもたくさんのSurfaceが様々なシチュエーションでSurfaceユーザーとともに活躍していました。
99%の満足率
Surface Proの購入者の満足度はなんと99%!
Surfaceは日本で32%の成長を記録しています。じわじわと人気が上昇中です。
新色ブラックSurface
これがSurface Pro 6のブラックです。シリーズ初の本体カラーとして「ブラック」が登場しました。
Surface Laptop 2
Surface Laptop もSurface Proと同じように購入者の満足度は99%と大変に満足度が高いものでした。
本体とキーカバーが分離するSurface Pro 6とは違い、Surface Laptop 2は文字入力の快適さに力を入れているそうです。
340万画素
新型も前機種と同様にPixelSenseタッチディスプレイを搭載して、かねてより好評だった画質は維持しています。
従来より85%高速化
今までのSurfaceも十分に早く動いていましたが、新型のCPUを搭載することで更に操作がサクサクとできるようになりました。
その結果、従来機種よりも85%も高速化することに成功しました。
Macbookよりも長時間動く
Surface Laptop 2はバッテリーの駆動時間も競合機種よりも長く動きます。Macbookは12時間しか動きませんが、Surface Laptop 2ならば14.5時間。その差は2.5時間です!
Surface Studio 2
新型Surface Studioの「Surface Studio 2」も発表されました。
38%鮮やかに
Surface Studio 2は従来機種よりも38%鮮やかに表示できるようになります。
2TBの大容量SSD
2TBという大容量保存領域をすべてSSDで構成することにより素早い保存処理が可能になっています。競合機種はHDDとSSDの併用をしています。
筆圧センサーは4096段階
筆圧センサーは4096段階と細かい筆圧変化が大切な漫画やイラストの制作にも使えます。
2019年1月登場予定
Surface Studio 2は2019年1月に登場する見込みです。
Surfaceヘッドホン
そして、Surfaceヘッドホンが発表されました。Bluetooth接続とアナログのミニプラグ接続が可能です。
ノイズキャンセリング
13段階のノイズキャンセル機能のために、4つのマイクが搭載されています。
ダイヤルで簡単操作
ノイズキャンセル度合いと音量は左右のヘッドパッド外側についているダイヤルで調整します。
そして外すと自動的に停止するようになっています。
2019年登場予定
発売日や詳細は未定ですが、2019年に登場予定だそうです。
Windows 10 October 2018 Update
Windows 10 October 2018 Updateについての説明はマーケティング担当の東郷氏からありました。
タイムライン機能
タイムライン機能で過去30日分のファイルが開いた順にまとめて表示されるようになりました。
スマホ共有
スマホとの共有も抜群です。またスマホ版も7日分とパソコンよりも短くなりますがタイムライン機能が使えます。
専用のアプリをダウンロードすれば、AndroidでもiOSでも自由にファイルにアクセスすることができます。
PCでもテキストメッセージ
テキストメッセージでやり取りした内容をそのまま資料にコピペ挿入することができます。そのままパソコンで返信することができます。
スマホ写真もコピペ移動
スマートフォンに保存されている写真も資料にコピペで使用することができます。
挿入した写真はデザインアイデアで気に入ったデザインを選ぶことができます。デザインアイデアはOfficeに搭載されているAIで処理されています。
手書き文字のテキスト化
パワーポイントには手書き機能があります。手書きはタイプするよりもすばやく、頭で思ったとおりに文字を書き込めるので便利な機能ですが、テキスト化されていないので細部の調整には不便です。
それでも心配には及びません。手書き文字も選択してボタンを押すだけで簡単にテキストデータへの変換が可能です。
Office上でスピード翻訳
テキスト化した文字はすぐに翻訳することができます。マイクロソフト翻訳を使用しているのであらゆる言語へ翻訳できます。しかも、Office上で完結するのでとてもスムーズでした!
クリップボード機能
今回のアップデートでは更に「Win+V」で過去に貼り付けたデータを再利用できるクリップボードという機能が搭載されました。これまで「Ctrl+C」でコピーし、「Ctrl+V」で貼り付けることができていましたが、それ以上に便利な機能が搭載されました。
なんと、この機能は日本チームが開発したそうです。
絵文字を簡単に挿入できる機能も日本チームが開発しました。
BIZ UDフォント
新しくモリサワのBIZ UDフォントが採用されました。BIZ UDのUDは「Universal Design」のUDで、従来のフォントよりも読みやすい文字になっているそうです。
アップデートまとめ
- スマホ同期
- タイムラインでスマホ共有
- 手書き機能
- クリップボード機能
- BIZ UDフォント搭載
OSのアップデートは不具合などの心配がありますが、便利な周辺機能が大幅に強化されるので、インストールしない手はありません!
質疑応答・要望
最後に質疑応答・要望の時間がありました。その中でも特に面白いと思ったのは「Surfaceペンがなくなりやすいのを何とかしてほしい・・・」という要望でした。磁石で簡単につけ外しできることを売りにしていますが、裏を返せば簡単に落ちてしまいます。個人的には、ペアリングが外れたら警告を表示するなど、ハード面の改修よりもソフト面での対策が良さそうに思いました。
おわりに
普段からSurfaceを利用しているので、その便利さはとても感じています。タッチペンでサクッと書き込めるのはタブレットそのものですが、タイプカバーをつけるとパソコンとして大活躍。時や場所を問わずに使えるというコンセプトで作られているSurfaceは本当に本当に便利です!!
新型Surfaceはぜひとも使ってみたいところです・・・。(by Surface Pro 4ユーザー)