水玉模様で全身のサイズを計測!ZOZOSUITを着用してみました
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
ZOZOSUITが届いた
この記事では身体のサイズを計測できるタイツ「ZOZOSUIT」を紹介します。計測方式が変更され。注文が可能になって、購入ボタンを押したときから半年以上待ちました。本体は無料ですが、送料が200円かかりました。注文が殺到しただけでなく、量産体制の不備もあったと報道されていたのを覚えています。
大変お待たせいたしました。
ZOZOSUITSのお届けが遅くなりましたこと、深くお詫び申し上げます。
一日でも早くお客様にお届けできるよう技術的な改良を施した結果、ZOZOSUITSはセンサー方式からマーカー方式へと進化しました。
より簡単に、より正確に計測できるようになった新ZOZOSUITSをどうぞお楽しみください。
ZOZOSUITSが発表された当初は、計測用のセンサーが装着されたスーツを着用することで身体のサイズを測ることが出来るという触れ込みでした。量産品ではスマートフォンのカメラとアプリでドットを撮影して、処理を行うという方式が採用されました。
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一言で表すと全身水玉タイツ
「ZOZOSUITS」は背広やレディーススーツのようなフォーマルな格好の洋服のことではなく、どちらかといえばボディスーツです。ボディスーツよりももっと万人に伝わる表現をするならば「全身タイツ」です。しかも、草間彌生よろしくな全身水玉タイツです。
仕様変更でドット式マーカーに
この写真のように全身にドット式の位置マーカーがプリントされています。このドットをカメラで読み込むことによって位置を確認して計測します。もともとのセンサー式のほうが格好良かったので、ちょっと残念に感じました。
スマホスタンド付き
その為、スマートフォンを立てかける必要が生じたのでスマホスタンドが付属しています。
裏側には組み立て方が図解で説明されていました。ここにはZOZOTOWNアプリをダウンロードする必要がある事も記載されています。
山折り線に沿って組み立てました。ZOZOTOWNアプリの計測モードを起動したスマートフォンを設置します。
計測してみた
ZOZOSUITSを上下着用しました。身体のサイズを正確に測るためには仕方がありませんが、着るときには窮屈に感じるくらいのぴっちりとしたサイズです。その後、ZOZOTOWNアプリの計測モードを開始しました。着用の注意点が写真付きで表示されたあと、計測フェーズに入ると音声による指示になりました。
12回分割の全周撮影
スマートフォンから約2m離れて全身がカメラに映るようにします。遠すぎると「近づいてください」、近すぎると「下がってください」と指示があります。ちょうどよい位置に立つまで、「もう少し…」「もう少し…」と前後の移動を繰り返しました。そして、回転して計測するというのでシームレスにゆっくりと1回転するのかと思ったら、12回に分けて静止画を撮影するというちょっと面倒な仕様でした。「1時の方向」「2時の方向」と音声の指示に合わせて30度ずつ身体を回転させて行きます。
12回の撮影が終わったら、サーバーにデータを送信すると体型データが表示されます。
計測されたデータ
- 首周り
- 肩幅
- 腕周り(左右)
- 腕の長さ(左右)
- 胸囲
- ウエスト
- ウエスト(腰骨上)
- ヒップ
- 太もも周り(左右)
- ふくらはぎ周り(左右)
- 足首周り(左右)
- くるぶしまでの股下(左右)
計測データは12箇所18項目で表示されます。
ピッタリな服を注文できる
計測したデータを利用して、自分の身体にピッタリの洋服を注文することができます。微調整もちょっと長めやちょっと広めというような微調整も可能です。
現時点ではビジネススーツやシャツ、ボトムスが注文できるようになっていました。一番安いものでは1000円台のTシャツです。ぴったりサイズのTシャツなのでダボついた感はないと思いますが・・・決して安いものではないので今は注文しなくてもいいかなと思いました。
今後が期待できそう
既成品を購入している多くの消費者にとってはあまり関係がないかもしれませんが、オーダーメイド服を販売している洋服ブランドにとっては脅威になりそうです。なぜなら、ZOZOブランドのピッタリサイズの服は、既成品よりは高くてもオーダーメイド服よりは安いからです。ぴったりサイズの服を着るだけでも格段にお洒落レベルは上がります。
ZOZOTOWNだけではそこまで大きな変動はなくとも、例えばAmazonのような規模の大きい他社が同様の取り組みを導入した場合はそれこそ本当に手頃な価格でピッタリサイズの服が購入できる様になるのかもしれません。今まで、ネット通販の弱点だった「試着ができないからサイズ感が掴めない問題」も、正確に服の寸法が入力されていれば「着れる」か「着れないか」を計測したデータと照らし合わせて表示することもできるようになります。仮想的に着用イメージを表示するようなことで、視覚的に表示することもできるはずです。
ネット通販で洋服が迷わず購入できるようになるのも間もなくかもしれません。
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