大容量といっても通常のパッケージ(60g)と比べたら量が多い(105g)という意味です。
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
105gの大きいサイズ
以前に「ポテトチップスの価格と量の推移&これからの予測」という記事を書きました。その記事では「ポテトチップスはコモディティ化したから販売価格の低下が止まらない」と湖池屋の社長が発表したことに対して反対の立場をとっています。販売価格がジリジリと下がってしまっているのは、消費者が飽きたからではなく、単純に内容量を減らして実質値上げを繰り返したからではないかと仮設を立てました。
さて、今回登場したしあわせフォルマッジ味は通常サイズ(60g)と量が多いのサイズ(105g)の複数展開をしています。この105gというのが絶妙で、定番商品にあるビッグサイズ(135g)よりも少なめというあくまでも”大きめな通常サイズ”としての販売でした。これからは、ビッグサイズが135gで、標準が105g、少なめが60gというように棲み分けが進むのでしょうか。
当然のことながら、60gと105gの商品では販売価格が異なりますが、60gの商品が山程残っているのに対して105gの商品が陳列されていた棚はガラ空きになっていました。厳密な売上データを見ているわけではありませんが、感覚的には量が見合ってさえいれば多少値段が高くても消費者は買うということがわかりました。1gあたりの値段はほぼ変わっていないならば、平均売価という観点では引き上げに成功したのではないかと思います。
ポテトチップスがコモディティ化しているから売れないと言うのはただの言い訳に過ぎないということが明らかになりました。もちろん、私の観測範囲だけの話なので他の店舗ではまた違った動きをしているかもしれませんが・・・。
ポテトチップス しあわせフォルマッジ味
今までのポテトチップスでは新商品が登場しても内容量が60g前後の商品だけが販売されるのがお決まりになっていましたが、今回は60gの商品だけでなく105gの商品も同時に登場しました。定番商品にはビックサイズや小さめの個包装で複数入っている商品がありますが、新登場の期間限定商品がはじめからダブル展開とは珍しいです。
4種のチーズが使われたピザ
フォルマッジはイタリア語でチーズと言う意味で、もともとの4種のチーズが乗ったピザの名前は「クワトロフォルマッジ」です。ピザ屋によく行かれる方ならクワトロフォルマッジという名称のピザは見たことがあるかもしれません。(ピザハットでは”とろける4種チーズのフォルマッジ(ハニーメイプル付)”という名称で販売されています。)その、クワトロフォルマッジをイメージして作られたのが、今回の記事で紹介しているポテトチップスしあわせフォルマッジ味です。
ポテトチップスしあわせフォルマッジ味には、カマンベールチーズ、チェダーチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ、クリームチーズという4種のチーズパウダーが使われています。
ピザはピザでもデザートピザ
ピザはピザでもピザポテトのような食事系ではなく、甘さでさっぱりとするデザート系でした。4種のチーズパウダーにはちみつを混ぜて・・・。チーズとはちみつを組み合わせると甘くて深い味になります。しあわせシリーズの”しあわせバター”よりも説明が難しい複雑な味です。基本的にはチーズとはちみつです。
しあわせフォルマッジ味は「4種のチーズ、はちみつ、オリーブオイル、アーモンド」が入っているそうですが、チーズとはちみつまでは明確にわかるのですが、オリーブオイルとアーモンドに関しては「入っているのかな・・・???」と感じました。
おわりに
期間限定商品で、少し大きめサイズが登場したのは驚きましたが、今後の商品も少し大きめサイズがラインナップされると嬉しいです。
60gだと半分だけ食べて残しておくには微妙で、みんなで食べるにも少なすぎました。ほんとに中途半端で微妙な量です。また、通常60gとビッグ135gのサイズ展開では間が空きすぎていて、それもまた手に取りにくい状況でした。
105gならそこそこ量があるので、程よく食べやすいのかなと思います。サイズのバランスは多すぎても少なすぎてもだめなので難しいですが、今回の複数サイズ展開はなかなか良かったです!