正直、味はいまいちですが新鮮感は味わえます。コカ・コーラ史上初で、世界で初めてのフレーバー入りコーラが日本で発売されました。
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
コカ・コーラ ピーチ
コカ・コーラといえば、世界中で年間何億本と消費される褐色で発泡する炭酸飲料のことを誰もが思い浮かべるほどの飲み物です。遠く離れた国でも、衛生状態が整っていない国でも、どのような国でも販売されている旅行者のオアシスのコカ・コーラから世界で初めての『フレーバーコーラ』が発売されました。
そう、なんと日本で。
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日本で世界初のコーラ
日本で世界初のフレーバー入りコカ・コーラが発売されたのは意外に思う方も多そうです。
しかし、コカ・コーラ社にとって日本は特別な市場なのです。正確に言うと、日本コカコーラ社がアメリカのThe Coca-Cola Companyにとっても重要なのです。主力のコカ・コーラは万国共通の商品ですが、地域の需要や特性に合わせてきめ細かい商品展開しているのが各国のコカ・コーラ社です。
コカ・コーラ社の売り上げ全体に占める日本の売り上げの比率は非常に高く、製品開発においてもその独創性は際立った存在なのです。
https://www.cocacola.co.jp/stories/cocacolajapan-staysahead
その中でも日本コカコーラ社は世界でも最も製品開発に力を入れていると言っても過言ではありません。売上も本場のアメリカほどではないにしても、本社でも注目されるレベルということです。
アメリカの消費者にはまだ馴染みが薄いものの、日本国内のベストセラーであるばかりでなく、海外での展開も広がりつつあり、直近5年間で10億ドルブランド(*1)の仲間入りを果たしています。
いろはすや綾鷹など日本での成功を追い風に海外でも活躍するようなブランドを開発し、販売しています。台湾のコンビニでもドリンクコーナーに並んでいるのを見かけました。いまは近隣の国を中心に展開されている商品ですが、世界的ブランドとしてこれから成長していく可能性の高い商品でもあります。
日本市場も重要で、日本コカコーラ社も積極的な製品開発を行っている。日本で世界初のフレーバー入りコーラが発売(が許可)されたのも納得です。
ももの匂い
コーラの味にももの匂いが付いています。とっても新鮮な気分ですが、味としては通常の赤いボトルのほうが好みです。コーラとももの匂いが同時に存在しています。
それはコーラとはこうあるべきという先入観なのかもしれません。それでも、コカ・コーラを飲んでいるという状態からすると、ももは雑味でしかありません。残念ながら、定番商品としては根付かないのかなと感じました。
おわりに
定番ブランドで安定的なブランドの『コカ・コーラ』で、今回のような新しい挑戦を行うとは脱帽です。下手すると黒歴史になってしまうので、ここまでファンの多い商品でチャレンジするというのは、日本企業の常識・普通ならありえない。
味だけで判断すると今回のピーチ味はあまりおすすめではありませんが、新鮮な気分を味わいたいなら適任です。