これ1本だけで遠近対応!ソニーの高倍率FEレンズ「SEL24240」レビュー
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
高倍率FEレンズ「SEL24240」
この記事ではソニーの高倍率FEレンズ「SEL24240」をご紹介します。SEL24240はフルサイズミラーレスカメラ向けのFEマウント対応のレンズです。広めの24mmから拡大の240mmまでをたった1本で対応できる持ち運びに便利な高倍率レンズです。餅は餅屋とも言う通りでレンズにもそれぞれ得意不得意はありますが、複数のレンズを用途ごとに持ち運ぶとかなりの重量になってしまいます。1本で遠近対応できるSEL24240ならミラーレスカメラならではのコンパクトさが生きます。
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ミラーレス機に便利な72mmのレンズ
SEL24240は標準レンズの24mmから望遠レンズの240mmまで対応している高倍率レンズです。高倍率レンズは撮影には邪道という意見があり、特にSEL24240は画質が悪いという評判もあります。ですが、個人的にはそんなことは心配にも及びませんでした。なぜなら、世界的な写真展で受賞した写真が必ずピントが合っていて美しい写真かというとそうでもないからです。もしかしたら画質が多少悪いかもしれず、美しさが劣るかもしれませんが、それ以上に狙ったとおりに期待通りの画角で撮影できることのメリットのほうが大きいとの判断です。
標準レンズの他に広角レンズや望遠レンズといろいろと用意したほうがより綺麗に撮影できるかもしれませんが、高級で重たいレンズを用途別に持ち運ぶのではミラーレスの軽さを活かし切ることはできません。α7Ⅲのような軽量なミラーレスカメラにつけることで光学ズームで10倍まで拡大できる「取り回しの良さ」をじっくりと感じることができます。デジタルズームを使いたくないならなおさらです。
最短撮影距離が長めという弱点
遠くも近くもこれ1本で対応できるとはいえ、最短撮影距離が長めであるという弱点もあります。最低撮影距離は24mmのとき50cm、240mmのとき80cmです。キットレンズと比べても少し離れた距離からでないとピントを合わせることができません。花や料理などを近い距離で撮影するには向いていません。別途対策方法はあるものの、これに関しては標準レンズのほうが便利です。
MARUMI EXUS レンズプロテクト 72mm
レンズにはレンズプロテクターが必須です。今回はマルミ光機株式会社のEXUS レンズプロテクト 72mmを選びました。反射率が0.2%で撥水防汚コーティングと他社製品と比べても使い勝手が良さそうだったというのが決め手です。
キャリングケース付き
レンズを守るレンズプロテクターも十分な壊れ物です。頑丈なプラスチック製のケースに収められていました。大きさが異なるプロテクターとも共通のキャリングケースらしく、それぞれのサイズの溝がついていました。
日本製
側面にはMADE IN JAPANという文字がありました。このレンズプロテクターは日本製です。
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おわりに
遠くも近くもこれ1本で済むというのはとても利便性が高いです。スマートフォンやAPS-Cミラーレスカメラではデジタルズームで拡大することができますが、光学ズームなので理論上は画質の劣化が起こりません。スマートフォンやAPS-Cミラーレスカメラと同じような手軽さで撮影することができる、「微妙に足らない」というストレスを感じにくいレンズだと思います。
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