試飲・試食や工作体験などの「体験型の展示」が年々増加しています。ツーリズムEXPO2018会場レポートです。
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
目次
ツーリズムEXPO2018
旅行の祭典ツーリズムEXPOジャパン2018へ行ってきました。今年の印象はステージイベントが大幅に縮小され、試飲や試食というようなご当地の食べ物を食べて美味しさにふれられる展示や、その土地ならではの工作体験が増えました。そして、昨年との違いはInstagramです。FacebookとTwitterだけでなくInstagramの活用がさらに強化されていました。
混雑による混乱を避けるため、少し繰り上げで開場しました。
試食・試飲
瀬戸内ブースではうどんや干し牛肉、醤油アイスを食べたり、日本酒を飲んだりという試飲試食を中心とした展示が行われていました。他のブーズでもその動きが広まっています。
例えばこちらは静岡の抹茶アイスです。会場内は意外と気温が高いのでアイスがとても美味しく感じます。
他にも、瀬戸内ブースでは岡山県のももの蛇口が、愛媛県ブースはオレンジジュースの蛇口が、山梨県ブースはぶどうジュースの蛇口がありました。もしかするとジュースの蛇口が一堂に会したのはこのツーリズムEXPOが初では?
工作体験
東京の利島は椿の木を削ってバターナイフを作り、利島特産の椿油を塗るという工作を実施していました。利島は東京よりも静岡や神奈川のほうが近い東京離島群のひとつです。岐阜県ブースでは白川郷のひで細工制作体験、他のブースでは篆刻体験や泥の中から銀探し体験が実施されていました。
ちなみに、東京ブースではロボットアームのデモンストレーション展示も行っていました。ロボットアームの先端にははんこが取り付けてあります。アームの左側にあるインク台ではんこにインクをつけて、手前の紙にはんこを押すという動作を行っていました。今回ははんこを押すという動作でしたが、アームの先端にドライバーを取り付けてネジを締めたり、スプレーノズルを取り付けて吹き付けたりという動作ができます。
手だけ温泉体験
大分県の別府温泉は手湯を実施していました。温泉系は温泉そのものを持ってきて実際に触れることができるようになっていました。その中でも静岡県の観音温泉はなんと足湯ができるようになっていました。とても気になりましたが、残念なことに時間内に回りきれませんでした・・・。
伝統文化のステージ
インドブースではインド舞踊を披露していました。
モンゴルブースでは馬頭琴の演奏です。馬頭琴の音が気になる方はYoutube等で確認してみてください。
ちなみに、モンゴルブースでは羊の乳から作られたチーズの試食がおいてありました。ヤクルトやピルクルのような乳酸菌飲料の酸味を強めた味でとても素朴な味です。
アルバム
会場内で撮影した写真を順不同でぱっぱっと貼り付けて行きます。
ブースが写真展みたい
香港ブースは写真が多数展示されていてキレイでした。香港に行けばこのブース内に展示されているような写真を撮ることができます!このサイトの運営を始めるよりも前には行ったことがあるのですが、また香港には行きたいです。
マカオカフェ
マカオブースは展示というよりも「カフェ」になっていました。エッグタルトや飲み物を注文すると2階建てバスに乗って食べることができます。中国との「国境」付近にあるパン屋さんが値段もお手頃で美味しかったのを思い出します。
オレンジマン
通りを歩いていると 全身オレンジタイツの「オレンジマン」を発見しました!オレンジマンはジェットスターのキャラクター?のようです。ジェッ太くんではなく「オレンジマン」が活躍していました。
「ジェットスターを使えば日本各地へお得に移動できる」というPRタイムの後で、オレンジマンのかけているJetstarサングラスをゲットしました!このサングラスは非売品なので機内販売でも買えません。
混雑空港
成田と羽田の両空港ブースはすごい人だかりでした。就航都市や路線についての展示が行われていて、アンケート・クイズに答えると空港グッズがもらえるようでしたが、さすが”混雑”空港です。
#instaGuam
グアムブースはブース自体が「#instaGuam」とInstagram推しでした。きれいなおねえさんとかわいいキャラクターで、通行人を取り込んでいました。
このかわいいキャラクターはグアムの「ぐわもん」です。
スタンプを集めるとグアム産のコーヒを1杯飲めました。苦味よりも若干酸味の強いコーヒーでした。
トロイの木馬
トルコブースにトロイの木馬のミニチュアが展示されていました。ミニチュアと言っても大人の背丈はありますが・・・。パネル展示が多い中の立体物はやはり目立ちます。
やきものネイル
佐賀県のブースでは佐賀県で生産されている焼き物の柄をネイルシートを貼れました。焼き物というと渋い趣味のようにも思いますが、ネイルシートになると途端にお洒落になるので不思議です。
スタンプ版画
ちょっと番外編ですが、シャチハタのスタンプ版画が展示されていました。インク色の薄い順に押していくと最後にカラフルな絵柄が浮かび上がるという代物です。シャチハタは大人気の事務用品ですが、スタンプ版画を「観光スタンプラリー」に採用しても面白いかも!
おわりに
昨年はVRの展示が特に目玉でしたが、VRの展示はもはや普通になりつつありました。VRだけでなく座席が動く超リアル体験に進んだところ、テクノロジーではなく実物リアル寄りに進んだところに分かれていました。昨年はARが展示用に採用されるのではないかと予想していましたが、今年は一周回ってリアルに戻って来た印象です。
東京ビックサイトは2020年の東京オリンピックに向けてイベントが開催できなくなります。ツーリズムEXPOも例外ではなく来年から数年は大阪で開催されます。これまで何年か皆勤でしたが、もはやこれまでか・・・。