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液晶モニターの方式の違い

液晶モニターには3種類の方式があります。

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

 

3種の方式

液晶モニターには使用されている技術の違いにより、TN、VA、IPSという3種類の方式があります。

 

単純に古い新しいや下位上位というわけではなく、それぞれにメリットとデメリットがあるので、現在でも並行して販売されています。

 


参考
第4回 TN?VA?IPS?──液晶パネル駆動方式の仕組みと特徴を知ろう | EIZO株式会社EIZO株式会社

 

TN方式

最も安価で、普及している方式です。応答速度が速いという特徴があるため、動画の表示に向いています。ノートパソコンではこの方式が採用されているものが多いです。

 

電圧がかかっていない時に白く、電圧をかけると黒くなります。つまり、白を基準にしている為、黒はグレーのように表示されます。液晶分子の角度でバックライトの光量を調整しているので、見る角度によって色合いが変わります。

 

画質よりも速度を追求するならばこちらの方式がおすすめです。正面において使う分には十分に綺麗に表示されます。

 

VA方式

値段とパフォーマンスの間をとった方式です。

 

電圧がかかっていない時には黒く、電圧をかけると黒くなります。TNと比べて黒ははっきりと表示されます。液晶分子の角度でバックライトの光量を調整しているので、見る角度によって色合いが変わります。

 

視野角はTN方式よりも若干優れているようですが、安価なTN方式ときれいなIPS方式と棲み分けが進んでいるようで、あまり見かけません。

 

IPS方式

iPhoneやスマートフォンで搭載されている液晶はほとんどこの方式です。最も高価ですが、視野角が非常に広く斜めから見ても色合いが変わりません。

お店に行って確認してきました。機種はEIZOのEV2450-BKRというモニターです。

 

金額的に今回の購入候補からは外れますが、正面から見ても斜めから見ても、このように鮮やかな色合いが保たれています。電圧がかかっていない時には黒く、電圧をかけると白くなりますが、バックライトを遮らないので、VA方式よりは黒が薄く表示されます。液晶分子の向きでバックライトの光量を調整しているので、見る角度が変化しても表示に変わりはありません。

 

ただし、液晶分子の向きが変わるのでTNやVA方式と比べて回転量が多く、動画の応答速度は遅めです。コンマ1秒を争うゲームへの使用は向いていません。

 

Amazonで多く出回っているIPS方式の液晶モニターは、LGが2011年に開発した「AH-IPS」でした。他に、HITACHIが2010年に開発した「IPS-Pro」と思われるものもありました。

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