まるでジャーキーのような食べ物ですが、あくまでも大豆から作られています。
はい、みなさんこんにちは。いんたらくとです。
大豆で作ったジャーキー
いつだったか、ネット上ではディストピア飯というものがブームになったことがありました。ディストピア飯とは、管理社会における”管理された料理”です。料理は栄養を摂取するためのもの。その世界では無機質な塊が料理として提供されます。この商品を見たときにふとそんなことを思い出したので、試しに購入してみることにしました。
雰囲気に憧れて「ディストピア飯」作ってみた。
『本日は 休日です。
3等階級国民用食 を提供します。
明日の労働に備えましょう。』スピーカーから流れる無機質な声は、疲弊しきった私の心を逆なでするには及ばず、その味気もない合成肉とカロリーブロックを口に運ぶのであった。 pic.twitter.com/G1zl7o8qZo
— 歹 ※読み方は「がつ」BA2 (@koe_gatu) 2017年9月3日
安さが取り柄
ビーフジャーキーと比べると値段は半額の約300円で販売されていました。ビーフジャーキーの風味をこの金額で味わえるとしたら良さそうだなと思いました。
値段が安いだけでなく、素材としては主に「大豆」が使われている大豆のミートなのでカロリーは控えめです。口寂しいときに食べるのには丁度よいかもしれません。味については後述しますが、化学的な味が気にならないなら美味しく食べることができると思います。
珍しいけど微妙
ソイジャーキーを食べるくらいなら、普通にビーフジャーキーを食べたほうが何倍も美味しいです。食べた瞬間はジャーキーの味ですが、噛めば噛むほど大豆の味や化学的なな不思議な味が染み出して来ます。ジャーキーの味を再現しようとしているのはわかりますが、ジャーキーの旨みは味わうことができませんでした。
それに、はじめは胡椒でピリッとしていますが、全体的な味付けは甘すぎます。ここは甘さではなく本物のビーフジャーキーのような旨味がほしいところです。うま味調味料でやっとこさ味を整えたような、なんとも言えない微妙感があります。唯一褒めるとしたら、食べた瞬間の食感は確かにビーフジャーキー感を感じたということでしょうか。
おわりに
見た目が渋いのはジャーキーなので仕方がないとしても、味が極端に辛くて甘いのは良くなかったです。食感は本物でないので仕方がないにしても、味についてはここまで極端な味にしなくても良かったのかなと感じます。
雰囲気は間違いなくジャーキーなので、少し期待していましたが、残念ながらとても美味しいというものではありませんでした。かなり前にソイジャーキーを食べたときには美味しかったような気がするのでリニューアルで味が変わったのでしょうか・・・。現行のソイジャーキーはとても好みが分かれる味なので、この甘い味付けが好きな方もいるかも知れませんが、ジャーキーに求める旨味がかけているので私はもう買わないと思います。ミニサラミのほうがよっぽど美味しい。