群馬・草津温泉で日帰り入浴を楽しむ!無料で入れる共同浴場「伝統湯地蔵」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
草津温泉バスターミナル
今回は草津温泉を訪れました。公共交通機関で草津温泉を訪れる場合の玄関となるのは、この草津温泉バスターミナルです。草津温泉バスターミナルは、東京方面からの高速バスや特急停車の最寄り駅である長野原草津口駅からの路線バスが到着する交通拠点です。まずは中心部の湯畑を目指したいと思います。
草津温泉バスターミナルから湯畑までは徒歩約10分です。コミュニティバスも運行されているのですが、本数も少なく移動範囲もそう遠くまでは行かないので、歩ける人は歩いたほうが便利です。湯畑までの道も観光地らしい風景が続いているのでほとんどの人は歩いて移動しているかなと思われます。
湯路広場の白旗源泉と足湯
草津温泉の源泉のひとつである白旗源泉は、湯畑に面した湯路広場にあります。白旗源泉のすぐ後ろにある建物は、『御座之湯』という有料の日帰り入浴施設となっています。有料の入浴施設は湯上がり休憩所やシャンプー等のサービス面が充実しています。ちなみに、白旗源泉の近くには『白旗の湯』という無料共同浴場があります。
草津温泉 湯畑
草津温泉といえば湯畑です。草津温泉は源泉温度が高くそのまま源泉かけ流しで入浴するには熱すぎるので、湯畑で温度を下げて利用しています。草津温泉は日本全国でも屈指の温泉地として知られている場所です。関東圏からもアクセスしやすいことで多くの観光客が訪れていました。
草津温泉 西の河原公園
西の河原公園はまるで地獄谷のような景色の場所です。酸性の温泉水が流れているため、草木が生えずにゴロゴロとした岩場のような景観となっています。登別温泉の地獄谷のように周辺一帯から有毒なガスが噴出しているわけではないようで、遊歩道を外れて自由に立ち入ることができるようになっています。
公衆温泉浴場 伝統湯地蔵
草津温泉の観光地として栄えているエリアをくるっと一周回って、公衆温泉浴場 伝統湯地蔵にやってきました。草津温泉では『気兼ねなく皆で温泉を楽しむ』という粋な伝統が残されており、とてもありがたいことに訪れた人は誰でも無料で利用することができます。同じ草津温泉の中でも源泉ごとにちょっとずつ違いがあるので、近隣旅館からも湯巡りで訪れる人も多いようです。
有料の日帰り入浴施設と比べると『簡単な脱衣所』と『源泉かけ流しの浴槽』があるのみというとてもシンプルな構造です。タオルや石鹸などは持参する必要がありますが、目の前にある源泉から引いている源泉かけ流し温泉なので、無料だからと言っても決して侮れません。温度が高いので熱々でしたが、とても快適な温泉でした。
帰路につく
伝統湯地蔵に入ったあとは湯上がりにひとやすみして、草津温泉バスターミナルへと戻ってきました。駅から離れた山の中にあるので、路線バスでも高速バスと同じ仕様の乗り心地の良い大型バスが使われています。翌日からは天気が崩れるという予報になっていたこともあって、駅へと向かうバスはほぼ満員での出発となりました。
おわりに
今回は草津温泉の公衆浴場 伝統湯地蔵を訪れました。熱々の源泉かけ流し温泉に入ることができる公衆浴場となっています。草津温泉を訪れた際にはぜひ湯巡りで訪れてみてください。なお、有料施設と違ってシンプルに温泉に入るための施設となっているので、タオルと石鹸等はありません。必要であれば持参するのを忘れないようにお気をつけください。