福岡名物お手頃で美味しい天ぷら！空港近くにある定食屋 「天麩羅処ひらお 本店」で天ぷら定食を食べる
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
天麩羅処ひらお 本店
今回は、昼食を食べるために天麩羅処ひらお本店を訪れました。天麩羅処ひらお本店は福岡空港の近くにある天ぷら定食の人気店です。お手頃な価格で揚げたての美味しい天ぷらを食べられることから、時間帯によっては行列ができるほどとなっています。天神など福岡市内に複数の直営店舗を展開しています。1977年に福岡市東平尾に生鮮食品を扱う商店として創業したのが原点で、翌年に隣接してドライブインを開設したことが現在の定食をお手頃価格で提供する天麩羅処ひらおの始まりとなっているそうです。
本店は、福岡空港国内線ターミナルからは歩いて約20分ほどの距離です。空港の真横にあるのはあるのですが、旅客ターミナルからは若干離れているのでササッと食べたいときには難しいかもしれませんが、レンタカー会社が並んでいるエリアなので、レンタカーを借りたり返したりするときについでに立ち寄るには便利かもしれません。
券売機で食券を購入する
| 商品名 | 内容 | 価格 |
|---|---|---|
| 天ぷら定食 | きす、青魚、白身魚、いか、野菜3品 | 940円 |
| あじわい定食 | えび、鶏もも、白身魚、いか、野菜3品 | 940円 |
| 野菜定食 | 野菜7品 | 840円 |
| とり天定食 | 鶏もも4枚、ささみ1枚、野菜3品 | 940円 |
| えび定食 | えび4匹、野菜3品 | 1090円 |
行列ができているときは食券を購入して列に並んで待ちます。定番の天ぷら定食はきす・青魚が入っていて、あじわい定食はえび・鶏ももが入っているように、同じ価格でも中身の組み合わせが違う定食が用意されているので、好みに合わせて選ぶことができるようになっています。選ぶときは一番食べたいもが入っていると良いです。
ちなみに、野菜3品は『かぼちゃ、なす、ピーマン』がセットで提供されます。
付け合せはイカの塩辛
席につくとイカの塩辛、天つゆ、ご飯、味噌汁が運ばれてきました。小鉢の代わりにイカの塩辛が提供されます。通常は食べ放題として提供されていたものだそうですが、仕入れ状況の関係で訪れたときは1人1皿となっていました。
なぜ天ぷら屋でイカの塩辛と思われるかもしれませんが、天ぷらに使用するための新鮮な魚介を仕入れていることで、新鮮なイカの塩辛も用意できるという流れだそうです。なんと、天ぷら屋なのに天ぷらではなくイカの塩辛を目当てに訪れる人もいるとも。周りを見ているとイカの塩辛だけで早速ご飯を食べ進めている人もいました。
天ぷらは揚げた順に素早く提供
今回は最も定番の『天ぷら定食（940円）』を選びました。店内はカウンター席が並んでいて、カウンターの島ごとに揚げ担当の人が付きます。目の前で順番に揚げられていて、揚げ終わったらすぐにトレーに乗せられて出てきます。最初に出てきたのは白身魚でした。
続いてキスと青魚です。はじめにメインとなる魚や肉の天ぷらが出てきます。目の前で揚げられたばかりなので、熱々の状態で提供されます。どれだけ混雑していても揚げられたらすぐに出てくるので、運ばれてきたときに冷めているということはまずなさそうです。一番楽しみにしていたきすの天ぷらも大きめのサイズで期待どおりの美味しさです。衣はサクサクでなかはふんわりとした食感がたまりません。青魚は鮮度によっては臭みが気になることもあるのですが、ひらおではとても美味しく食べることができました。
最後にいかと野菜たち（かぼちゃ、なす、ピーマン）が運ばれてきました。ナスの天ぷらは油っぽくなりがちですが、さすがは天ぷら屋というべき軽い食感の天ぷらとなっていました。技が光る部分なので野菜のセットに組み込まれているのも納得です。
おわりに
天ぷらの定食といえばやはり定食の中でも若干値が張ることが多いのですが、天麩羅処ひらおではお手頃価格で美味しい天ぷら定食を食べることができます。和食専門店ではなくドライブインとして始まったこともお手頃価格での提供に一役買っているのかもしれません。物価上昇に伴って値上げも行われていますが、それでも美味しい天ぷらを食べられるお店の中では相対的に安くてお得という特徴は維持されています。福岡ならではのご当地店となっているので、福岡を訪れた際にはうどんやラーメンと合わせて天ぷら定食もおすすめです。
