地下鉄七隈線の駅から徒歩約2分!川端通商店街を通って博多祇園山笠の舞台「櫛田神社」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
親水公園のような博多川
地下鉄七隈線の櫛田神社前駅から櫛田神社までは最短で徒歩約2分で行くことができます。今回は時間的に余裕があったので最短経路ではなく那珂川から分流した博多川の横を歩きつつ、川端通商店街を通って櫛田神社へと向かうことにしました。博多川は、那珂川から分流して再び那珂川に合流する約1.3kmの川です。川と言っても通常時は上流と下流の両方とも堰で仕切られているのでまるでお城の掘のように穏やかな水面となっています。1991年の博多川夢回廊整備事業によって親水公園として整備されており、川沿いを歩くことが可能です。
川端通商店街
博多川から1本入った通りが川端通商店街です。アーケードが設置された全天候型の商店街です。時期によっては商店街にて博多祇園山笠の展示が行われることもあります。北側は福岡市営地下鉄空港線の中洲川端駅があり、南側は地下鉄七隈線の櫛田神社前駅があるため、駅間の移動にも便利な場所となっています。七隈線の櫛田神社前駅が2023年3月に延伸開業したことによって、両端に地下鉄駅がある大変便利な商店街となりました。
櫛田神社
櫛田神社は川端通商店街に隣接している神社です。櫛田神社は博多の総鎮守の神社となっているので、博多を訪れた際に道中安全を願ってお参りするにはピッタリです。国の重要無形民俗文化財にも指定されている博多祇園山笠の舞台でもあります。博多祇園山笠は毎年7月上旬に実施される神事です。
博多祇園山笠の展示
櫛田神社では奉納された山笠が常設で展示されているので、日中に訪れればいつでも山笠を見ることができます。かなりの大きさがあるので、インパクトも抜群です。毎年7月上旬に行われる博多祇園山笠では、山笠を奉納する『櫛田入り』と山笠とともに指定コースを巡って競争する『追い山』という2つのイベントが習わしとなっています。7月上旬に合わせて訪れればお祭りの様子を見ることができます。
拝殿にて参拝する
櫛田神社の中央にある拝殿へと向かいました。
博多風神雷神
本殿の軒下で、左右の柱の上にある飾りが博多風神雷神です。向かって右のあかんべえをしているのが風神で、向かって左で追いかけるようにしているのが雷神です。博多に住む人達のいたずらごころがあるという気質を表しているそうです。
霊泉鶴の井戸
霊泉鶴の井戸は不老長寿のご利益があると言われている水場です。飲む回数によって自分自身、家族、親戚と不老長寿を願う範囲が広がるという伝説があります。歴史的には飲水されていたそうですが、残念ながら現在では飲用水の基準を満たしておらず飲用不可となっています。