料理をテーマにした台詞なしの舞台!明洞にある専用劇場で「NANTA」を観覧する
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
NANTA 明洞劇場
今回はソウルの繁華街の明洞にある明洞劇場にてNANTAを観劇しました。NANTAは、韓国で初めての大ヒットしたノンバーバルパフォーマンスです。セリフがほとんど無い劇となっており、身振り手振りや音で表現するため、言葉が分からなくても楽しむことができます。初演は1997年とロングラン公演となっています。明洞の専用劇場は2009年に設置されました。
本記事は、PMC PRODUCTIONの支援を受けて作成しており、NANTAに関する情報を提供しています。
観劇料金
座席クラス | 料金 |
---|---|
VIP | ₩70,000 |
S | ₩60,000 |
A | ₩50,000 |
価格はS席₩60,000で、A席₩50,000です。S席とA席ではS席のほうが若干見やすい場所に配置されているそうです。どちらも楽しめることには楽しめるのですが、隅々までしっかりと見るにはS席のほうがおすすめだそうです。また、外部の予約サイトを利用することで20~30%ほどお得に観劇することができることがあります。予約する際にはぜひそちらも確認してみてください。
料理をテーマにした演劇
公演の時間は約90分間です。3人のコックがキッチンにて準備をしていると意地悪なマネージャーがやってきて大急ぎで料理を作るように指示をしていきます。そこからドタバタと料理を作っていく様子が繰り広げられます。NANTAとは韓国語で乱打という意味の名前だそうです。韓国の伝統的音楽であるサムルノリの要素も取り入れた『乱打』によって、リズム感のあるステージとなっています。
毎日公演を担当しているチームが変わります。とても長く続いている公演なので、人気ドラマや映画でもNANTA出身の俳優が活躍しているなど、若手の登竜門的な存在ともなっているようです。舞台の中では本物の野菜を使用して実際に料理を作ります。舞台の中で本当に料理を作っているというのはNANTAの面白いところです。ちなみに、使用されているのは流通できなかった廃棄野菜を使用して、使用後は飼料として再利用しているそうです。
公演の中では料理を作るのですが、劇場内にはレストランはありません。日中にはドリンクを提供するカフェが営業しているのですが、レストランではありません。昼から夜にかけて明洞では食べ物の屋台が通りに沿って多数出店しているので食事は外で食べてくるのが良いと思われます。
公演後は記念撮影タイム
公演が終了したあとは記念撮影タイムです。公演はカーテンコールより前の撮影はできませんが、記念撮影タイムではしっかりと俳優の皆さんといっしょに記念撮影することができます。誰が登場するかはその日によって異なるそうですが、この日はなんとフルメンバーでした。
おわりに
今回はNANTA明洞劇場にてNANTA公演を観劇してみました。セリフはほとんど無いのですが、身振り手振りや効果音だけでも十分に楽しめます。一時期はブームにもなったそうですが、今では落ち着いているので訪れたいタイミングで見ることができます。さすがは何十年と長く続いている舞台なので面白さは折り紙付きです。多くの俳優を輩出していることである意味では韓国エンタメの基礎とも言える公演となっているので、韓国を訪れた際にはぜひNANTAを訪れてみてください。