洋酒がたっぷり使われている!ロッテの冬季限定チョコレート「Bacchus」と「Rummy」をレビューします。
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
Bacchus バッカス
アルコール分3.2%相当の洋酒が、チョコレートの中の空洞に収められています。あくまでもお菓子ですが、缶チューハイと同レベルでアルコールが含有されているのは驚きです。
洋酒にはコニャックも含まれているようです。コニャックはフランスのコニャック地方で生産される葡萄を原料としたブランデーです。
12粒入り
全部で12粒入っています。他社製品ですがダースと同じように紙トレーに並べられていました。
実食レビュー
あまり口どけが良いとは言えないチョコレートから、ツーンとするブランデーの液体があふれ出してきます。ツーンとするのは、おそらく飲むためのお酒としては質が高くないからだと思います。そんなツーンという感じをチョコレートの甘さが優しくカバーします。
素材や構造に何か特殊なものがあるわけではありません。他社でもすぐにでも生産出来そうなお菓子ですが、意外にも競合製品が登場しません。競合製品が出れば、色々と食べくらべることで楽しめそうなのですが。
Rummy ラミー
こちらはラミーです。バッカスのようにチョコレート内部の空洞に液体として入っているのではなく、ラム酒漬けのレーズンが練り込まれています。アルコール分は更に高くなっていて、3.7%もあります。
2本入り
こちらは2本のチョコレートバーになっています。内部はうっすらと空洞になっているようで、切り口があるとそこから一気に乾燥が進んでしまい、アルコールが飛んでしまうので注意が必要です。そうなると、ラムレーズンの残骸のレーズンがぶよぶよとした香りの無いチョコレートバーを食べる羽目になります。
実食レビュー
アルコール分は多くても、バッカスと違ってツーンとした感じはありません。やっぱり、使用されているお酒の質が問題なのでしょうか・・・。しばらくするとラムレーズンの味がしっかりと効いてきます。
こちらのチョコバータイプにはライバル製品が存在します。同じくアルコール分が3.7%の『メルティーキッスくちどけラム&レーズン』です。明治から発売されているラムレーズン入りチョコレートバーです。ラミーよりも小さい単位で個包装にしてあるので食べやすさも上です。個人的にはラミーよりもメルティキッスのほうが好きなのですが、まるで、きのこの山とたけのこの里論争のような賛否両論が湧き上がりそうです。
おわりに
ラミーとバッカスだけでなく第三の刺客『カルヴァドス』というバッカスのりんご酒バージョンもあります。今シーズンはまだ見かけていませんが、そのうち流通するようになると思うので、そのときにまた改めてレビューする予定です。
- カルヴァドス
- バッカス
- ラミー
個人的にはバッカスシリーズの中でランキングを作るとしたら、以上の順番で好きです。甘さと洋酒の甘い香りが見事に一致して非常に美味しいと思います。バッカスやラミーはまだまだカルヴァドスには及びません。
冬限定という売り方も非常に上手で、一年中手に入るわけではないというのも心をくすぐります。みなさんも食べたことはありますか?