人気映画の舞台!函館・五稜郭を一望できる五稜郭タワーへ

自分だけのオリジナル作品づくり!会津・喜多方にある「木之本漆器店」で蒔絵体験をする

自分だけのオリジナル作品づくり!会津・喜多方にある「木之本漆器店」で蒔絵体験をする

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

木之本漆器店

今回は木之本漆器店という福島県喜多方市にある会津地方の工芸品を取り扱っている工房を訪れました。会津地方の伝統工芸品は、『会津漆器』と『桐の粉人形』があります。『会津漆器』は漆塗りの容器に蒔絵が施されているもので、『桐の粉人形』は特産の桐から発生した粉を粘土のように練って作る木製人形です。なぜ桐の粉から人形を作ろうという取り組みが始まったのか定かではありませんが、会津地方では桐が良く取れるため、箪笥などを作る際に発生した加工屑の有効活用をしたなどの理由が考えられます。

interact編集部セレクション
航空券・新幹線の予約がまだの方!今すぐお得な交通手段を比較してみませんか?

蒔絵体験

木之本漆器店では事前予約をすることで蒔絵体験を行うことができます。今回体験するのは『梅型菓子皿』への蒔絵手描き体験です。蒔絵体験に使われているお皿や食器は漆塗りの本物ではなく、現代の技術で漆に似せて作られた塗料が塗られたお皿と、金粉と同じようにキラキラと光るスパンコールのような粉です。したがって、漆にアレルギーがある方でも安心して体験することができます。

まず、接着剤で下絵を描きます。次に金粉を蒔いて絵にするから蒔絵と呼ばれているように、綿を使ってキラキラ光る粉を上から乗せる用に付着させていきます。接着剤を二度塗りすると分厚くなってしまうので完成度が下がり、一度蒔いて付着しまった粉はもう元には戻せません。初心者がいきなり職人技を発揮できるとは思っていないにしても、「戻れない」真剣一発勝負というのはなかなか大変で、職人さんの技術力の高さを良く知ることができました。

おわりに

店舗では箸やちょっとした小箱など様々なお洒落な蒔絵製品が並べられていました。蒔絵体験に関しては、下絵もなく配置もなくの状態からうまく描き込むのは相当な練度を要するので、完成度がなんとも言えずという感じではありましたが、世界で一つだけのオリジナル蒔絵グッズを作るという体験としては「難しさを体感することが出来たので良かったのかな~」と思いました。会津・喜多方観光の際にお土産に伝統工芸品を入手したいという場合には立ち寄ってみても良いのではないでしょうか。

interact編集部セレクション
航空券・新幹線の予約がまだの方!今すぐお得な交通手段を比較してみませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です