廃タイヤの巨大な怪獣が目印!大田区の東海道線沿いにある「西六郷公園(タイヤ公園)」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
雑色駅から徒歩約8分
今回は東京都大田区にある西六郷公園を訪れることにしました。JR東海道線・京浜東北線の線路沿いで、ちょうどJR蒲田駅~川崎駅の中間地点にある公園です。東京方面は左側、横浜方面は右側から車窓に見ることができる『タイヤのある空間』こそが西六郷公園です。東海道線等で蒲田~川崎間を利用したことがある方だと一度は車窓から見たことがある公園かもしれません。
車窓から眺めるだけであれば列車で通過すれば良いのですが、実際に訪れるには真横に駅があるわけではないので最寄りの駅から徒歩等で向かう必要があります。最寄り駅は、京急線であれば雑色駅から徒歩約8分、JR線であればJR蒲田駅から徒歩約13分です。ちなみに、黒湯の天然温泉に入ることができるヌーランドさがみ湯からは徒歩約5分と湯上がりの散歩にもほど良い場所にあります。
廃タイヤの遊具がある西六郷公園
西六郷公園の特徴としては公園内に廃タイヤを有効活用した遊具が設置されている事です。廃タイヤで作られた大きな恐竜が目印となっており、通称ではタイヤ公園とも呼ばれています。自動車サイズのタイヤから重機で使われていたであろう大きなタイヤまで大小様々なタイヤが公園内には設置されています。
タイヤそのものは柔らかいゴム製素材なので、一般的な遊具と比べても安全な素材といえます。高く積み上げられている遊具は内部で固定されているので倒れてくる心配もありません。登ってみたり入ってみたり、と子どもたちにはとても人気のある公園となっています。
地面は砂場になっているので砂場遊びも可能です。子どもたちは遊具が設置されていたとしても決してどれか一つが正解の遊び方というものでもないので、自由気ままに遊ぶことができます。
多種多様なタイヤが集結しているので、大人でも乗り物の中でも『タイヤ』にこだわりがあるマニアの方ならとても楽しめるのではないかなと思います。どのタイヤがどのような乗り物で使われていたのか。視点を変えると大人でも楽しむことができる公園だと思います。
休憩室も完備
公園内には屋内の休憩室も完備されています。急に天候が崩れてきてしまったときなどでも屋内で休憩することができます。休憩室は公園事務所に併設されており、係員さんが常駐しているので安心して利用することができます。
線路沿いで電車が通り過ぎる
公園前には跨線橋が設置されており、通り過ぎる電車を眺めることができます。
京浜東北線や東海道線など首都圏の鉄道大動脈の一部ということもあり、ひっきりなしに列車がやってきます。見慣れた通勤型電車だけでなく特急踊り子号やその他の臨時列車も通ることがあるので、鉄道を眺めるスポットとしてもなかなか悪くはないのかなと思われます。臨時列車が出るたびに駅ホームに押しかけるのではなく、沿線スポットを利用することでよっぽど健全な趣味として楽しめます。
おわりに
今回は蒲田の南側にある西六郷公園を訪れました。通称でタイヤ公園とも呼ばれる廃タイヤで作られた遊具のある特徴的な公園です。また、線路に面していることで『電車観察』やいわゆる『撮り鉄』にも程よいスポットとなっています。近隣には温泉に入ることができる公衆浴場も多数存在しているので、湯上がりの散歩がてらなどぜひ目的地のひとつとしてぶらりと立ち寄ってみてください。