揚げたホルモン肉をトッピングした大阪名物!道頓堀から近い龍の巣 心斎橋モトミセで「かすうどん」を食べる
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龍の巣 心斎橋モトミセ
今回は大阪名物のかすうどんを提供する龍の巣の心斎橋モトミセ店を訪れました。龍の巣はかすうどんの名店として知られている焼肉店です。焼肉店なので当然のように焼肉メニューが充実しているものの、うどんを食べられる店として知名度が高くなっています。かすうどんだけサッと食べて帰るということも問題ありません。場所は道頓堀から心斎橋商店街を通って最初の区画です。グリコサイン前からも歩いてすぐの場所にあります。
かすは牛ホルモンを揚げたもの
かすうどんのかすとは焼肉で食べられている牛肉の『ホルモン』を油で揚げたものです。切り分けるときに発生してしまうホルモン肉の残り滓をどうにか有効に活用出来ないか考えて作られたのが、うどんのトッピングという役目でした。今でこそ大阪名物にまで大出世したのですが、元々はその名前の通り『カス』だったようです。
なぜ『焼肉店で提供されているうどん』が名物なのか不思議でしたが、牛肉のホルモンの残り滓が発生したことで生まれたうどんだったからでした。かすうどんは焼肉店だからこそ生まれたうどんでした。
かすうどんを食べてみた
早速かすうどんを食べます。龍の巣のかすうどんではいわゆるホルモン肉から作られたかすだけでなく、牛すじも入っているので食べごたえがあります。油で揚げることで牛肉の旨味も閉じ込められていてただの肉をトッピングしたうどんよりも更に美味しく食べられます。また、「脂っこくてこってりしている」と思われるかもしれませんが、意外とあっさりとしています。揚げた牛肉をトッピングしているのは、天かすをトッピングするのと同じで見た目以上にあっさりとしていました。
かすううどんの始まりは肉のカスを有効活用したものだったようですが、現在のかすうどんは郷土料理としてより美味しく食べられるようにアレンジされた名物料理となっています。かすうどんは、牛肉の旨味もじっくりと味わえる美味しくてコスパの良い肉うどんでした。コストパフォーマンス抜群な美味しさのおかげで、価格に厳しい大阪でも支持され定着したというのも納得です。
おわりに
今回は大阪名物のかすうどんを食べました。かすうどんを提供しているお店の中でも特に人気の高いのが龍の巣です。龍の巣が美味しいのは、コスパに厳しい大阪人にも支持されているというのが何よりの証拠です。人気があることで営業時間もかなり長いので大阪でうどんを食べたいときにはぜひ立ち寄ってみてください。