源泉かけ流しのモール温泉に入れる!駅前バスターミナル隣接の「帯広天然温泉 ふく井ホテル」に宿泊する
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
帯広天然温泉 ふく井ホテル
今回は帯広天然温泉ふく井ホテルに宿泊します。ふく井ホテルは帯広駅前にあるバスターミナルに面したとても好立地な温泉ホテルです。元々は旅館として創業した歴史があるそうですが、現在では天然かけ流しの温泉大浴場もあるビジネスホテルとして営業を行っています。外観が古そうで独立系のホテルだったので、一定の品質で提供されている全国展開のビジネスホテルと比べると少々不安はありましたが、かけ流しの天然温泉に入れるということがとても気になったので宿泊してみることにしました。帯広・十勝川温泉と同じくモール温泉に入ることが出来るそうです。
客室の様子
客室内は改装が行われているので外観からするとずっと綺麗な部屋でした。リフォームされて客室内は綺麗になっていて、清掃が行き届いているので清潔です。ただ、建物自体は古いので窓には引き戸が付いていました。新しい建物では二重窓の性能が上がっているので窓にドアが付いているところも減りました。カーテンと比べると引き戸はなんとなく圧迫感があるのですが、部屋が思っていたよりも広かったので気分的にはそこまで圧迫感を感じず良かったです。ちなみに、周囲に建物が建ち並んでいるので窓からの景色はいわゆるシティビューとなっています。中途半端なビジネスホテルであれば駅前という好立地であることも含めて考えるとずっと快適に滞在することができそうです。
洋服用のクローゼットも設置されているのですが、それとは別に部屋の奥にはズボンプレッサーやシワがつかないように掛けておける『スーツ掛け』も用意されていました。経済的であることを重視しているビジネスホテルと比べると設備は充実しているように思います。立ち位置としてはシティホテルの便利さとビジネスホテルの安価さのちょうど中間くらいのホテルというと分かりやすいかのではともいます。客室内には横に広く使うことが出来る机もあります。
水回りの様子
水回りは一般的な3点ユニットでした。トイレと大浴場に源泉掛け流しのモール温泉があるので客室内のお風呂を利用する人はそう多くはないかもしれません。客室内が改装されて綺麗にリフォームされていたのですが、水回りはなんとなく古さを感じます。とはいえ、大浴場が天然温泉でかけ流しとなっているので、部屋のお風呂が古そうに見えるという点については特に問題はないかなと思います。
大浴場のかけ流しモール温泉
大浴場は十勝川温泉と同じモール泉がかけ流しです。モール泉とは泥炭層から汲み上げている茶褐色の温泉で、石油や石炭になる手前の植物性の成分が含まれています。大浴場には大浴場用のタオルが設置されているので、温泉に入るたびに洗濯済みのタオルを利用することができます。大浴場は宿泊客専用となっているので大浴場利用者の増えるピーク時を避ければゆったりと入ることができます。
大浴場のモール泉はとても温度が高くて熱々なので、熱いお風呂が好きな方にはとても快適なお風呂かなと思います。浴槽から溢れたお湯に含まれている成分の影響で大浴場の床はとても滑りやすくなっています。大浴場を歩くときには転倒しないように注意が必要です。
おわりに
帯広駅前にあるふく井ホテルに宿泊してみました。フロント対応もキビキビとしていてなかなか良かったです。帯広駅のすぐ目の前というとても便利な立地になる上に、かけ流しの温泉に入ってゆっくりと寛ぐことができます。シティホテルほど豪華である必要がなく、ビジネスホテルとしてもそこそこ快適に過ごしたいという場合には満足できそうです。あくまでもビジネスホテルに温泉があるので過剰な期待は禁物ですが、ビジネスホテルとしてはなかなか快適なホテルだったので、金額次第ではまた宿泊しても良いかなと思います。