店内で製麺した蕎麦と滝川産の合鴨を使用！そば処東家寿楽 東急店で温かい「鴨とじそば」を食べる
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
東家寿楽 東急札幌店
そば処東家寿楽 東急店は、東急百貨店さっぽろ店の飲食店街に入っている蕎麦店です。東急百貨店さっぽろ店が開業したのと同じく1973年からのお店だそうです。札幌には円山にある『そば処東家寿楽』と札幌駅近くにある『そば処東家寿楽 東急店』の2店舗ありますが、いずれも本店と支店という関係ではなく、それぞれのお店が親族で暖簾分けして営業を続けている独立した店舗だそうです。
そば処東家寿楽も暖簾分けによって創業したお店で、元々は釧路にある明治創業の蕎麦店『竹老園 東家総本店』からの分家のひとつに当たるそうです。ちなみに、釧路には竹老園からの暖簾分けで開業した東家という名前の蕎麦店が数十店舗あるそうなのですが、それらの東家とも源流を同じくしています。
滝川産の合鴨を使った鴨とじそば
今回は鴨とじどそばを注文しました。鴨とじそばは、鴨南蛮そばを卵とじにした蕎麦です。メニュー表に記載されていた『滝川産の合鴨』という文言が気になったので食べてみることにしました。滝川では合鴨が、1970年代に個人で生産を始めたのをきっかけとして、市を代表する特産品となっています。
原材料は合鴨の他にも各種野菜などで北海道産のものが多く使用されています。ただ、すべて北海道産で作るというのは現実的にも難しいようで、そばの蕎麦粉は北海道産だけでなくアメリカ産のものも使用されているそうです。原材料の生産地についてはしっかりと表示されているので、北海道産の原材料が多く使われているメニューを食べたい方は、表示を確認して選んでみてください。
程よい食感の美味しいそば
合鴨は鶏のもも肉をプリッとさせたような食感で、鶏のパサッとした食感とも違った弾力を感じる肉でした。老舗の専門店を訪れているので、そばについては言わずもがなかもしれません。店内で製麺したそばは、ツルツルとしていてコシのある程よい食感でした。ちなみに、札幌で『そば』といえば蕎麦粉の『そば』と更にごまを混ぜ込んだ『ごまそば』の2種類ありますが、東家寿楽東急店ではいわゆる普通の蕎麦を食べることができます。
おわりに
飲食店街というと賑やかなところも少なくはないのですが、東急さっぽろ店の飲食店フロアは静かな環境となっているため、東家寿楽東急店も静かな環境で食事をすることが可能です。注文してから提供されるまでの一連の流れがかなりスムーズで、待ち時間も少なくサッと食べられた点も良かったなと思います。ごまそばはごまそばでも美味しいのですが、いわゆる普通の美味しいそばを食べるならそば処東家寿楽東急店をぜひ訪れてみてください。
