天人峡温泉の大浴場もある!駅前バスターミナル隣接の「ホテルルートインGrand旭川駅前」に宿泊する
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
ホテルルートインGrand旭川駅前
今回はホテルルートインGrand旭川駅前に宿泊します。ルートインは日本全国にある標準的なビジネスホテルのブランドですが、ルートインGrandは通常のルートインホテルよりも客室が広く快適さ重視しているブランドだそうです。旭川駅前のバスターミナルを囲むように立ち並んでいるホテルのひとつで、旭川駅からは横断歩道の待ち時間を除けば徒歩約2分の好立地にあります。
大浴場では大雪山の麓にある天人峡温泉のお湯を輸送して使用しているそうです。駅前で立地が良いというだけでなく、温泉に入ることが出来るホテルでもあります。
ツインルームの様子
今回宿泊したのはツインルームです。2016年にオープンしたホテルでなので、いわゆる開業したばかりの真新しさはありませんが、室内の状況はとても綺麗でまだまだ新しいホテルとして通りそうな良い作りでした。
客室内は、通常のルートインと比べると明らかに一回りは大きく奥行きを感じます。通常のルートインホテルが低価格でも狭いビジネスホテルというコンセプトなのに対して、ルートイングランドは確かに滞在するのに快適な広さが確保されていました。
部屋に作業用のデスクが無く、いわゆる事務用の椅子もありません。事務作業をしなければデスクは不要です。デスクを省略してその分余裕のある空間となっています。一応、サイドテーブルもそれなりに高さがあるので、作業用デスクの代用としても使用することが可能です。サイドテーブルには、大きくずっしりとして安定感の良い椅子が設置されているので使い勝手も良好です。
水回りの様子
水回りは3点ユニットです。ルートインホテルの標準仕様で、シャワーと洗面台は共用の水栓となっています。共用水栓は洗面台を使用するには問題ないのですが、お風呂に入るときにはやや不便ではあります。
大浴場のお湯は、天人峡から温泉を輸送して使用しているそうです。天人峡温泉は大雪山の東側で美瑛からアクセス出来る温泉です。ルートインGrand旭川駅前は、天人峡温泉の大浴場に入ることが出来るので、お風呂が多少不便でも特に問題はありません。
旭川発着のトレインビュー
旭川駅前という立地にあるので、部屋の窓からは旭川駅を発着する列車を見ることが出来ました。網走と旭川を結んでいる特急大雪はキハ183系が使用されていました。グリーン車は旧塗装車です。キハ183系は2023年3月で定期運用から引退することが決まっているので、これが見納めになるかもしれません。
国鉄時代から走り続けてきたキハ40やキハ54の後継車両として導入されたH100形です。主に稚内方面は名寄まで、網走方面は上川までの都市部近郊の輸送を担っています。
旭川駅から急カーブをキハ150の2両編成が走っていきます。富良野は観光地として多くの観光客が訪れるだけでなく、特に旭川と美瑛の間は通勤通学需要がそこそこあるようです。
札幌行きの特急オホーツクです。網走へ観光で訪れるときには力強い足となるオホーツク4号です。網走から旭川までは多くの区間が圏外となるのですが、旭川から札幌まではネットが繋がります。
札幌行きの特急宗谷です。以前に稚内を訪れた際には札幌行きの特急宗谷が運休になった影響で稚内から旭川まで普通列車で移動する羽目になりました。
おわりに
安いビジネスホテルの客室は、荷物が多いと通り道が埋まって行き来にも支障があるということも起こりますが、部屋の広さがこれだけあればそういった問題は無さそうです。閉塞感が薄く長期間でも問題無く滞在できそうです。ビジネスの為よりもどちらかといえば観光などで荷物が多い時に連泊して利用するのにおすすめです。