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車窓からオホーツクの流氷!釧網本線を走る「冬の湿原号」と普通列車を乗り継いで釧路から網走へ向かう

車窓からオホーツクの流氷!釧網本線を走る「冬の湿原号」と普通列車を乗り継いで釧路から網走へ向かう

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

標茶駅から網走駅へ

標茶駅から網走駅へと移動します。標茶駅まではSL冬の湿原号でやってきました。SLという名前が付いていたもののSLは車輪が故障した影響で実際にはディーゼル機関車での運行でした。本来であれば駅に掲示してあったイラストのようにSLに乗車することが出来たのですが、故障してしまったのでは仕方がありません。

冬の湿原号は観光列車なので、釧路から標茶の間を往復するだけで、標茶から先へ乗車する列車との接続はありません。折り返しの冬の湿原号で一旦釧路まで戻っても良かったのですが、わざわざ行ったり来たりすることもなかったので標茶駅周辺で約1時間半ほど待ちました。ちなみに、観光する場所は無かったのですが、標茶駅から約8分のところにちょうど良い喫茶店が営業していたので快適に過ごすことが出来ました。

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夕方でそこそこの乗車率

札幌方面では大雪の影響で大混乱になっているとはいえ、釧網本線はいつもどおりの景色でした。夕方の時間帯で乗客はそこそこいました。網走に夜遅くに到着する終電よりも明らかに乗客が多い様子です。この地域では釧路と網走という主要都市を結んでいて、地域の交通手段としてとても重要なポジションにいることが分かります。

しばらくガタンゴトンと走っていると外が急に暗くなってきました。予定通り進んでいれば網走に到着する頃には真っ暗になっているはずです。

オホーツク海と流氷

知床斜里駅を出発すると釧網本線はオホーツク海と並走する区間があります。2月のオホーツク海は流氷に覆われて真っ白になっていました。雪に埋まった大地と流氷に覆われた海の境目がはっきりしていないので、どこまでもどこまでも広い地面が続いているように見えます。

歴史的にはこの流氷を辿っていくと北方領土や樺太と北海道は歩いて渡ることが出来たそうですが、今でも歩いて渡ろうと思えば渡ることができるのでしょうか。

ちなみに、オホーツク海でみられる流氷はすべてロシアにあるアムール川という大きな川の水が凍ってできたものです。二重窓の先には、ある夏に網走のオホーツク流氷館で体験したマイナスの世界が広がっています。

網走駅に到着

ほぼ定刻で網走駅に到着しました。この列車は札幌方面へ行く特急オホーツクに接続しているので、遅延するとオホーツクも出発が遅延してしまいます。この日は特に何事もなく無事に接続完了です。

特急オホーツクのリバイバル先頭幕

網走駅の1番線に旭川行きの特急オホーツクが停車しています。本来であれば特急オホーツクは札幌行きですが、札幌駅は大雪の影響を受けて使用不能になってしまったため、走行区間を短縮して旭川までの運行になっています。旭川からは高速バスの本数も多いので、なんとかなるだろうという想定のようです。

特急オホーツクの先頭幕は、過去に使われていたデザインが復刻として利用されています。現在走行している国鉄キハ185系気動車は老朽化が進んでいるため残り数年で引退することが決まっています。引退を前にして先頭幕の復刻や特別車両の増結などのイベントが行われています。

特急オホーツクに乗車するときには網走駅から走っていく姿を見ることはできないのですが、今回は網走に宿泊することにしたので、出発していく姿を見送ることが出来ました。特急オホーツクは定時に夕暮れの網走の街を大都会の札幌へと向けて走り去っていきました。

おわりに

車窓からオホーツク海の流氷を見ることができました。釧網本線は網走と知床斜里の間にオホーツク海に沿って走行するので、流氷が来ている時期は絶景を見ることができるかも。

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