北海道中央バスが運行する札幌市内循環88系統に乗り放題の「さっぽろうぉ~く1日乗車券」を利用してみた
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
さっぽろうぉ~く 1日乗車券
さっぽろうぉ~く 1日乗車券は北海道中央バスの運行する『循環88系統 さっぽろうぉ~く(サッポロビール園・ファクトリー線)』及び『札幌市内特殊運賃区間を走る路線』に1日乗り放題になるフリー乗車券です。札幌駅の中央バス案内所やバス車内で販売されています。例えば1箇所の決まった場所を単純に往復するだけなら通常の運賃を支払った方が安くなりますが、観光などで4回以上乗車する場合は1日乗車券のほうがお得です。
料金
通常運賃 | 1日乗車券 | |
---|---|---|
大人 | 210円 | 750円 |
小人 | 110円 | 380円 |
市内路線なので、乗車区間にかかわらず1回乗車するごとに大人210円で小人110円がかかります。目的地が地下鉄沿線であれば土休日に販売されているドニチカキップというお得な切符の方が安くて早く移動出来るので便利ですが、特に循環88系統のように地下鉄路線が微妙に通っていないエリアを行き来するならバスの1日乗車券のほうが良い場合があります。
循環88系統で行けるスポット
循環88系統は札幌市内の特に中心部にある観光名所であればすべて訪れることが出来ます。循環88系統の主要な停留所は、札幌駅前、サッポロファクトリー、サッポロビール園、大通公園、時計台前です。札幌駅前のバス停は本当の駅前ではなく駅とは通りの反対側にある『東急百貨店』の前にあるので初めて訪れると迷うかもしれません。最初は少し時間に余裕を見て移動することをおすすめします。また、札幌駅周辺では、サッポロビール園行きは創成スクエアの前で、札幌駅行きは時計台の前と行き帰りで走行ルートが異なります。
サッポロファクトリーで途中下車しました。まっすぐサッポロビール園に向かおうかと思っていたのですが、一旦サッポロファクトリー周辺でおやつをしてからサッポロビール園へ行くことにしました。1日乗車券なので急な予定変更でも乗り降り自由というのが快適です。
札幌市内特殊区間運賃
- 中心部
- 札幌駅
- 時計台
- 大通公園
- 新札幌(JR線乗り換え)
- 西部
- 道立近代美術館
- 白い恋人パーク(西町北20)
- 宮の沢(東豊線乗り換え)
- 南部
- 福住(東豊線乗り換え)
- 札幌ドーム
- 羊ヶ丘展望台
- 真駒内(南北線乗り換え)
- 北部
- 麻布(東豊線乗り換え)
- 栄町(南北線乗り換え)
- つどーむ
- さとらんど
- モエレ沼公園
参考 https://www.chuo-bus.co.jp/main/feature/winter_festival/img/tokushu.pdf
札幌市内特殊区間運賃の適用区間は地下鉄の範囲よりも広く設定されています。例えば午前中に羊ヶ丘展望台へ行って、午後から時計台やサッポロビール園を巡るなどの場合は使うことができます。
地下鉄で行ける場所はほとんど対象区間になっていますが、一部の臨時バスや高速バスと北海道中央バスが運行していないバスには乗車することが出来ません。共同運行路線では来たバスが北海道中央バスの運行でなかった場合には乗車出来ないので注意が必要です。
おわりに
旧札幌市営バスの路線をJR北海道バスと北海道中央バスで分割した経緯から運行会社が混在しているので、市内だからと言えども一概に全てに乗れる訳では無いというのがややこしいのですが、上手く乗りこなせばとてもお得に移動することが可能です。遠くに行くなら地下鉄移動が圧倒的に早いのですが、中心部を含めて細かく巡りたいならとてもお得なのでおすすめです。