クルーザーから眺める湘南海岸!葉山マリーナの「江ノ島・裕次郎灯台周遊クルージング」に参加してみた
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
葉山マリーナ
葉山マリーナは神奈川県の南東部にある三浦半島の付け根で鎌倉の近くにあるヨットハーバーです。ヨットの他に小型のクルーザーなどが停泊している様子を見ることが出来ます。今回はこの葉山マリーナから出発して江ノ島で折り返し戻ってくる江ノ島・裕次郎灯台周遊クルージングに参加するために訪れました。所要時間は約45分で、事前の予約が必要です。また、当日の天候によっては欠航となる場合もあります。クルージングの受付を済ませたら待合室で出発まで待機します。
晴れ晴れとした日ではありませんでしたが、海は穏やかなので出港できそうです。出発の時間が近づいてきたら係員さんの誘導で船まで案内されます。観光のためのショートクルージングですが、右に左に停泊しているヨットの合間を進んでいくのはワクワクします。
ベイクルーズ葉山Ⅱ
ベイクルーズ葉山Ⅱは京急の所有する定員最大50名乗りのクルーザーです。2017年から運行されている江ノ島クルーズのための船で、横揺れを防ぐアンチローリングジャイロを搭載していることで大型船のような安定感があることが特徴です。大型の窓が取り付けられているので、室内からも快適に景色を眺めることができます。
クルーザー出港
ほぼ時間通りに出港しました。周辺一帯は2020年東京オリンピックのヨット競技の会場に選ばれるようなマリンアクティビティのスポットにもなっているので、多くのヨットやクルーザーが行き交っています。
遠くに見える鳥居があるのが『名島』という島です。島と言うよりは岩礁ですが、島として名前がつけられています。
海岸から離れて沖合の方へと進んでいきます。徐々に鳥居が近づいてきました。海上にあって歩いて訪れることが難しいため、クルーズに参加しないと近くで見ることが出来ないクルーズ目玉のスポットです。
葉山灯台(裕次郎灯台)
葉山灯台は通称で裕次郎灯台とも呼ばれています。石原裕次郎はヨット趣味があったことから、その三回忌の際にヨットが盛んなこの地に後に東京都知事も努めた石原慎太郎氏が募金を募って作ったという経緯から裕次郎灯台と呼ばれているそうです。
森戸神社の海上鳥居
源頼朝によって建立された森戸神社の海上鳥居です。なぜ海上に鳥居があるのかは謎ですが、快晴で空気が澄んでいる日には裕次郎灯台と鳥居の先に富士山を望むことができるそうです。この日はあいにくの曇り空で富士山は見えませんでした。
江ノ島とシーキャンドル
折り返し地点の江ノ島が近づいてきました。江ノ島にある展望台の江の島シーキャンドルは海の上からもはっきりと視認することが可能です。
パワースポットの江の島岩屋の入り口が見えました。江の島岩屋の洞窟は富士山の麓にある鳴沢氷穴の地獄穴とつながっているという伝説があります。あくまでも伝説なので、実際につながっていることは確認されていません。逆にもしかするとどこかの地下水脈を経由してつながっているかもしれませんが、伝説は伝説のままにしておいた方が良いかもしれません。
江の島シーキャンドルは湘南海岸を上から眺めることができる夕日のきれいなスポットです。北側は陸地なので珍しくはありませんが、南側からは海の上からでないと見ることができないので珍しいです。
新江ノ島水族館
新江ノ島水族館の建物が見えたあたりが折り返し地点です。加茂水族館に並んでクラゲの展示に力を入れていることでも有名で、イルカショーも見ることができる大規模な水族館です。このクルーズには途中下船という設定はないので、今回は建物だけ見ることになりました。
無事に帰還
帰り道は来たルートを引き返すだけなので、客室内で休憩している人が多いように見受けられました。客室内は外から見える以上に広くて開放的な作りになっているので、休憩するのは快適です。行きは名島の近くを通るのに遠回りをしていたのですが、帰りはまっすぐだったのであっという間に戻ってきてしまいました。
おわりに
クルーザー貸切でプライベートパーティーを開くプランの案内が掲示されていましたが、飲み物をのみつつ海上遊覧というのはとても楽しそうです。無事に葉山マリーナに戻ってくることが出来ました。鎌倉~江の島を海から眺めてみたい方におすすめです。