路線バスで約2時間!大雪山・層雲峡温泉から旭川駅まで道北バスで移動する
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
層雲峡バスターミナル
層雲峡バスターミナルは層雲峡温泉街の中心部にあります。層雲峡バスターミナルと旭川駅前を道北バスの路線バスが運行しているので途中乗り換えもなく1本で移動することができて便利です。便利と言っても移動時間が約2時間、運賃が2140円と都市部の均一運賃の路線バスにしか乗らないと驚きの時間で金額ではあります。チェックインとチェックアウトの時間に合わせて運行されているので時間がよく考えられていて便利なのは間違いありません。ホテルの方がチェックアウト後にバスターミナルまで送迎してくれました。
前日からの大雪で真っ白に
昨晩から雪が降り続いていたため、路面も白く積もっていました。バスの中には数日前より開始されたクールビズ運動のお知らせが貼られていましたが、この雪の中にクールビズは寒すぎること確実です。層雲峡は5月でも雪が降る極寒の地ですが、これから向かう旭川市街地は長袖をかるく羽織るくらいでも快適に過ごせる温暖な地です。たったの2時間でここまで大きく気温の変化がある路線バスというのは、日本においては結構珍しいのではないかなと思います。
旭川駅に到着
所要時間も運賃も高速バス並みですが、至って普通のバスです。山の中は信号も停留所に停車がほとんど無いこともあるのか、意外と揺れないので乗り心地は悪くありません。座席配置も通常の路線バスなので座席が詰まっておらず、奥行きがある分とても広く感じるので圧迫感もありません。改めて、街中のバスターミナルで見ると、これが約2時間もかけて山の中から走ってきているとはとしみじみと感じます。
おわりに
北海道随一の山である大雪山の麓にある層雲峡は、文字面だけみると隔絶された環境にありそうですが、実際には、旭川と網走をつなぐ主要道路として高速バスなどの走行ルートになっていることから、心配になるほど隔絶された感は無く空気もきれいで良い場所でした。今回は諸事情によって往復とも長距離路線バスの旅になりましたが、ここまで路線バスに乗る機会もそうそう無いので、これはこれで良かったかなと思います。長時間路線バスに乗ってみたい方や乗降時の気温差を体験したい方はおすすめです。