断線しやすいことで悩みの多いLightningケーブルを身近なあのアイテムで簡単に補強することができます。
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
Lightningケーブルとバネ
先日調子が悪くなって交換したLightningケーブルとバネを用意しました。Lightningケーブルは断線しやすいことで評判の悪いApple純正のケーブルです。バネはノック式ボールペンの内部に入っているバネです。
「バネごときで何が出来る」と思われるかもしれませんが、このバネが有るのと無いのでは耐久性が大きく変わってきます。耐久性や強度の面から総合的に判断しておすすめのバネはジェットストリームのバネです。
Lightningケーブルの弱点
Lightningケーブルが断線しやすいのは、デザイン重視でスリムに作られているこの先端とケーブルの繋ぎ目の強度が足らないからです。振り返ってみても、今まで私の所有していたLightningケーブルの断線の殆どは、この繋ぎ目を原因としているように思います。
充電するために抜き差ししたり、バッテリー寿命的にはよろしくないそうですが充電しながら使用したり、充電ケーブルを使用する度にあらゆる方向へ引っ張られる繋ぎ目。今回はバネを使用して強化外骨格のように補強します。
バネによる補強の方法
素手でも問題ありませんが、ラジオペンチのような工具が有るなら事前に用意しておくと良いでしょう。
直角に挟んだら、ケーブルの周りをくるくると回して、バネをケーブルに添わせていきます。装着してから位置をずらすのは手間なので、微調整をしながら装着します。このときに多少ケーブルに傷がつくかもしれませんが、それは諦めてください。
尖っているバネ先端部分が、手やケーブルに突き刺さらないように注意してください。
強化外骨格が完成
バネの上下が尖っている場合はラジオペンチ等で整形するか、ハサミで切断しましょう。最後にこのような形になれば完成です。
バネを使用する理由
この強化外骨格式のケーブル補強方法はバネの特性を最大限に活かしています。
- 力を加えられると変形し、力を取り除くと元の形に戻るという性質
- 変形するとき、弾性エネルギーという形でエネルギーがばねに蓄えられる性質
- 固有の振動数を持つ性質
バネには3つの性質がありますが、特に1番の『力を加えられると変形し、力を取り除くと元の形に戻るという性質』が強く関係しています。弾性の無い部品を使用すると無理な力がかかったり、折れてしまったりしますが、バネはたわみ幅に余裕があるので、ケーブルにかかった無理な力を分散してくれるので、バネを使用しています。
熱圧着チューブ使用による補強の方法もありますが、個人的にはバネの方が良いかなと思いました。
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