スーク・ワキーフから海に向かって散策しました。その後、昼食を取ってドーハのバスから見える風景をアクションカメラで撮影しました。
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
ポルトガル旅行記2017 その7(カタール編) | |
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日時 | 2017年2月11日(土) |
滞在地 | ドーハ |
期間 | 2017年02月09日~02月16日 |
目次 | ポルトガル旅行記 |
カタール国 首長府
こちらは首長府です。首長とは簡単に言えば国王のことで、首長府は首長の住まいです。前回に紹介した「Al Khoot Fort」という砦からから海に向かって歩いていく途中にありました。
カタールの歴史
首長府に関連して、ここで簡単にカタールの歴史を紹介します。
古代には出土品などから「ムラ」が存在したと言われていますが、1825年にサーニー家が王家を創始するまでの歴史は不明です。 第一次世界大戦の際にはオスマン帝国の支配下にあり、その後はイギリスの実効支配が続きました。イギリスは長い間にわたって石油利権を押さえていましたが、第二次世界大戦後の情勢の変化により1968年のスエズ以東撤退を宣言しました。それがきっかけになって、イギリス保護領からの独立を目指し、近隣の首長国から成立する「アラブ首長国連邦」を結成しました。しかし、石油の産出量が膨大だったバーレーンとカタールは連邦に所属しなくとも十分に国家運営が可能ということもあり、1971年9月3日に単独で独立しました。
湾岸戦争の際には「反イラク」の立場を示しました。アメリカとの関係はとても良好で、それを象徴するようにカタール国内に中東地域を管轄するアメリカ中央軍の司令部があります。この司令部はもともとサウジアラビアにあったものですが、地元民との関係が悪化していたところをカタールが誘致しました。
近年の状況
2014年時点の調査では、カタール在住の人のうちカタール国籍所持者は全体の13%と言われています。言語はアラビア語を公用語としていますが移民が多いことも影響していて、英語も使われています。国民に所得税はかからず、医療費、電気代、電話代が無料です。大学を卒業すると土地が無償で借りることが出来るようになり、10年間住み続けると所有権を取得できる仕組みになっています。スポーツはサッカーで有名です。
カタールの主要輸出国は日本、韓国、インドです。日本は天然ガスや石油を多く輸入しています。逆に主要輸入国はアメリカ、中国、UAE、日本です。カタールは遠くはなれていても日本の経済になくてはならない重要な国です。
新市街を望む
首長府からまっすぐ海方面に歩いていき、さらに遊歩道をあるき続けたところにから撮影しました。空港から乗ってきたバスを降りてドーハの街に降り立った新市街が湾の向こう側に見えます。さすが真珠を大量生産していただけあって、今でも海はとても透き通っています。
「朝日の写真」で撮影した建物達が見えました。望遠レンズではないのでズームはこれが限界です。
まさかの充電ポート
この後に紹介する真珠のモニュメントのすぐ近くに充電ポートがありました。雨が殆ど降らないからこそ可能な屋外の充電ポートだと思いますが、夏の40度を超える気候にむき出しのコードとはかなり思い切った構造です・・・。
The Pearl Monument
左奥に赤い看板の付いた充電ポートが見えます。位置関係的にはすぐ真横にこの真珠のモニュメントがあります。
石油と同じように真珠もカタールという国の発展を支えてきました。モニュメントのある海沿いは湾の反対側までずっと遊歩道として道が続いています。今の時期は絶好のランニング日和です。シェラトンの近くを起点として走れるように整備されています。
この後、シティーセンターモールに移動して食事を取りました。
KFCランチセットの値段は??
さて、ここで予告通りクイズを出題します。シティーセンターモールでの食事はフードコートにあったKFCを選びました。
内容は、
- ご飯
- 豆のスープ
- チキン2本
- ペプシ
このセットの価格は日本円でいくらでしょうか?10円単位で予想してみてください。答えは次回に掲載します。
※公式サイトには掲載されていませんでした。
ドーハのバスの車窓から
※音量注意&乗り物酔いに注意
シティーセンターモールでの食事が終わってから、バスに乗って旧市街側に戻る時に撮影しました。高層ビルの立ち並ぶ新市街を出発して、どんどん遠ざかっていく様子が収録されています。走行音等がノイズのように聞こえる箇所がありますが、聴き心地の良いフリー素材の音楽をあわせているので、きっと問題ないですよね・・・?