遠野駅から徒歩約10分!街なかにある昔ながらの宿「旅館平澤屋」に宿泊してみた
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
旅館平澤屋
今回は旅館平澤屋に宿泊してみました。平澤屋は遠野駅から徒歩約10分の場所にある昔ながらの和風宿屋です。街なかにあるので徒歩でも移動することができます。宿泊施設としての体裁は整っていますが、どうしても古さは否めません。名前こそ旅館ではありますが、旅館というよりも民宿風のカプセルホテルといえば比較的正確な状況が伝わるかもしれません。
客室の様子
旅館平澤屋を一言で表すなら民宿風のカプセルホテルですが、その所以は狭めの個室と個室に見えながら壁が薄く隣室の音が筒抜けになるということです。この部屋で定員は3人と記載されていましたが、とても3人で利用するのは現実的ではありません。家族などのとても親しい間柄の人間が詰めて泊まる分には良いかもしれませんが、この広さで1人以上で泊まるとなるとちょっと厳しいのではないかという印象です。そして、隣室での話し声が丸聞こえになってしまっていたので、個室といえども完全なプライベート空間とは程遠いのが残念でした。
浴室設備は共同利用ですが設計が古いので現代の基準では問題がある構造をしています。不特定多数が出入りする通路に面しているのにも関わらず、ドアに鍵がかかりません。そして、ドアを開けたら脱衣場が丸見えというなんとも言えない問題のある構造となっています。一応目隠しさえされていれば良いというおおらかな方であれば問題ありませんが、一般的な感覚としては誰でも入ってこれるうえに、通路から丸見えになる恐れがある構造はとても厳しいと感じました。なお、各階にあるトイレはシャワー付きトイレでした。
食事について
食事の内容についてはそれなりに工夫をされているということが分かりました。先に泊まっていた方達からの情報どおり味は悪くはなかったのですが、全体的に量は若干少なめで、メインとサイドのバランスにおいてあまり境目が無い感じがしました。多すぎるよりは全然よいのですが、飲み屋くらいしか営業していないことを考えるともうすこしボリュームがあっても良いのかなとは思いました。
1日目夕食
前の旅館でこりごり栗ご飯がありました。白米と栗ご飯を選ぶことができたのですが、季節の食べ物ということもあって栗ご飯一択でした。
2日目朝食
朝食は焼き魚メインの和朝食でした。鮭と温泉卵が入っていました。
2日目夕食
2日目の夕食は豚しゃぶでした。豚しゃぶとお刺身があったのでバリエーションとしては悪くはありませんでした。
3日目朝食
3日目の朝食は焼き魚と温泉卵の代わりに納豆と海苔がついていました。
おわりに
部屋自体の清潔感はありましたが、設備面も含めて全体的には古さを感じました。価格との相談も含めて『昔ながらの感じ』が好きな方には向いているかもしれません。外の音が部屋に響くので黙々と作業するにしても、壁が薄くて筒抜けになってしまうので電話で打ち合わせするにしてもビジネス利用としては『プライベート空間』が確保できないので難しいかなと思います。和定食付きのカプセルホテルとしてなら、セキュリティ面での課題を除けば概ね問題ありませんでした。