人気映画の舞台!函館・五稜郭を一望できる五稜郭タワーへ

HDMI付きの移動式テレビ!パナソニック「19V型ブライベート・ビエラ(UN-19CFB10-K)」レビュー

HDMI付きの移動式テレビ!パナソニック「19V型ブライベート・ビエラ(UN-19CFB10-K)」レビュー

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

19V型ブライベート・ビエラ(UN-19CFB-K)

この記事ではパナソニックの19V型プライベート・ビエラ(UN-19CFB10-K / UN-19FB10-K)をご紹介します。こちらは非防水で、バッテリーを内蔵していてHDMIが付いているYouTube対応モデルです。

プライベート・ビエラはアンテナ線が無い部屋でもWi-Fi経由でテレビ放送が見られる持ち運び自在な小型テレビシリーズです。浴室向けの小型のものはバッテリー内蔵で防水機能があり、大型のものは非防水ですがHDMI端子が付いています。今回はテレビ放送をする視聴目的ではなくパソコンやゲーム機のモニターとして使用したかったので、部屋の中で移動できることとHDMIが搭載されていることが決め手となりました。

なお、今回紹介するのに使用している型番は主に家電量販店向けとして流通している「UN-19CFB10-K」ですが、こちらは基本型番の「UN-19FB10-K」と同一のものです。取扱説明書も共通のものが使用されています。

モニター部分

箱の中でも一番大きい液晶が付いている機械がモニター部分です。モニター部分はあくまでも『液晶モニター』なのでテレビそのものではありません。テレビ本体は別にあり、テレビ本体とモニター部分をワイヤレス接続することで、部屋の中を自由自在に持ち運んでテレビ視聴ができるようになっています。

今回選んだのは、大きさが19V型で、バッテリーを内蔵していて、外部入力が可能なHDMIが付いている非防水のモデルです。HDMIを取るか防水を取るかによって、選ぶべきモデルが変わってくるのでこの点は熟考をおすすめします。

HDMI外部入力対応

HDMI外部入力に対応しています。パソコンやゲーム機を接続してみましたが、特段問題もなく普通に表示されました。ヘッドホン端子もあるので、静かに視聴したい時にも使用することができます。

ちなみに、プライベート・ビエラのインターネット動画サービスで対応しているのはYouTube、Hulu、Netflixと、なぜかPrimeビデオがありません。有名どころの動画サービスくらいは揃えてほしいものの、HDMI端子にFire TV Stick 4Kを接続すればPrimeビデオも視聴できるようになります。

また、モニターにも電源ボタンや音量ボタンがありました。モニターのボタンについては基本的にはリモコン操作をすることを前提としているようで、一応はあるという感じでした。

吊り下げもできるスタンド

そして、19V型プライベート・ビエラ(UN-19CFB10-K / UN-19FB10-K)には画面の角度を微調整しながら使える約180度動くスタンドがついています。一番上にするとフック等で吊り下げて使用することも可能です。一番下にするとコンパクトに収納することができます。プライベート・ビエラシリーズの共通事項としてVESA規格マウントが付いていないので、壁際に吊り下げて使いたいというような要望がある場合はこの吊り下げられるスタンド付きのモデル一択になります。

バッテリー内蔵

19V型プライベート・ビエラ(UN-19CFB10-K / UN-19FB10-K)はバッテリーを内蔵しています。バッテリー稼働は約2時間なので、コンセント接続するほどではないものの、ちょっとだけ別の部屋で使いたいという場合などは便利です。

他モデルとの違いについて

機能UN-19FB10-KUN-19F10-K
大きさ19インチ19インチ
防水モニター××
HDMI外部入力
吊り下げ利用×
バッテリー搭載×
YouTube対応×

今回選んだ19V型プライベート・ビエラ(UN-19CFB10-K / UN-19FB10-K)と同じく19V型で非防水のモデルに『UN-19F10-K』というものもあります。2モデルの違いは、YouTubeに対応しているか、バッテリー搭載か、スタンドの可動範囲が広いか狭いかです。

テレビ本体(UN-E10S)

テレビ本体はこの小さな黒い箱状の装置です。プライベート・ビエラシリーズはこのテレビ本体は共通なのですが、モニター部分の大きさや機能によって複数のモデルが設定されています。モニター部分はあくまでもモニターなので、モニター単体ではテレビとしては機能しません。逆に、このテレビ本体と何らかのモニターを用意すればHDMI接続でテレビを視聴することも可能です。

テレビ本体にはテレビ線接続用のコネクタ、モニターに有線経由で出力するためのHDMI、録画用HDDのためのUSB、B-CASカード、電源の各端子があります。テレビ本体にあるHDMIは出力専用なので、モニターとの接続以外には使用することができません。

USBで外付けHDDを付けると録画までできてしまう優れものです。

使用前の準備

初回起動時には接続方法を案内する画面が表示されるので、画面の案内に沿ってテレビ本体とモニター部分の接続を行います。後で設定したい場合は特に接続せずにそのまま手順を進めてしまって問題ありません。エラーになりますが後で設定から初回設定画面を表示することができます。

必要に応じてテレビ接続ケーブルを用意

手順に沿ってテレビ本体にアンテナケーブルを接続します。既存のテレビの買い替えならアンテナケーブルはすでに手元にあるかと思いますが、今までテレビを設置していなかった部屋にあるテレビ線を使うならアンテナケーブルも用意する必要があります。

持ち運びできるテレビ

テレビ本体までは有線接続ですが、テレビ本体とモニター部分の接続はワイヤレスです。本体がテレビ線でアンテナとつながっていて、本体とモニター部分が接続できていれば、本体とモニター部分が別の部屋にあってもテレビ視聴することができます。

デフォルトでは『オリジナルのワイヤレス接続方式』で接続するようになっていますが、設定を変更すると『Wi-Fiを使った接続方式』を選ぶことができます。実際に試してみましたが、どちらの接続方式でもそんなに大きな違いというのは感じられませんでしたが、実際に使用してみたところ、若干接続が早いのはオリジナル方式で、若干壁を隔てても接続が安定するのはWi-Fi方式なのかなという印象を持ちました。

付属のモニター部分に表示してテレビを視聴するのに、部屋と部屋の移動が自在というだけではありません。

事前の検討段階では全く想定していなかったのですが、プライベート・ビエラも『どこでもDIGA』というスマートフォン向けアプリを使用することができます。 どこでもDIGAというアプリはインストールして設置した対応機器とリンクさせると、外出先でも番組予約やテレビ視聴を行うことができるようになります。

つまり、気になるドラマなどを外出先で予約したり、帰宅途中にスマホで視聴したりという使い方が可能です。

どこでもDIGAとプライベート・ビエラを同時に使用することはできませんが、外ではどこでもDIGAで内ではプライベート・ビエラというようにインターネットさえ繋がっていれば使い分けて便利に使用することができます。

おわりに

テレビ本体とモニター部分がワイヤレス接続なので、毎回起動時に数秒ほど接続のための時間が発生します。持ち運びできるメリットを考えると些細な問題かもしれませんが、このタイムラグは欠点です。基本的には据え置きで移動しないという場合はプライベート・ビエラではない通常のテレビのほうが良いかもしれません。

防水機能は重視していない方で、テレビ線のある部屋とテレビを設置したい部屋が離れていたり、部屋と部屋を移動したり、持ち運んで使うことがあるという場合はこの19V型プライベート・ビエラはとても便利なのでおすすめです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です