通年流氷が見られる!オホーツク流氷館でマイナス15℃の極寒体験と流氷ソフトを食べる
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
網走監獄から流氷館へ
網走監獄からバスに乗ってオホーツク流氷館へ移動しました。網走監獄とオホーツク流氷館は直線距離では1kmも離れていないのですが、山登りの大きく回りながらの道で約2kmあります。バスに乗ってしまえば一息ついたらすぐに到着します。
オホーツク流氷館
オホーツク流氷館は流氷に関する展示を行っている観光施設です。天都山山頂にあり屋上は天都山展望台も兼ねています。冬にはオホーツク海に広がる流氷を、年間を通して晴れていれば自然遺産に認定されている知床半島まで見ることができます。
料金
区分 | 料金 |
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大人 | 770円 |
高校生 | 520円 |
小中学生 | 440円 |
大人770円、高校生が520円、小中学生が440円です。
オホーツク海の生き物
流氷の天使という二つ名でも知られるクリオネなどミニ水族館のように展示されています。
大きめのサイズの生き物は映像での展示になっています。オホーツク海に生息する生き物を見ることができます。
流氷ができるまで
「なぜ流氷ができるのか」という流氷の謎についての展示もあります。ざっくりと展示されていた内容を説明すると、流氷になっているのはロシアの極東にあるアムール川の川の水だそうです。地形や海流、川の水と海の水では塩分濃度が異なるなどの理由から、混ざることなく凍りついて流れて来ています。
マイナス15℃の極寒体験
オホーツク流氷館の目玉はマイナス15℃の流氷体験室です。1年間いつでもオホーツク海の流氷と、流氷が流れてくる過酷な環境を体験することができます。貸し出し用の防寒着と濡れたタオルを持っていざ流氷体験室へ入ります。
濡れたタオルを振るとあっという間に凍りついてしまいました。ものの数十秒でタオルが固まりました。
直前の冬に採集された流氷がマイナス15℃の環境で展示されています。マイナス15℃は寒い。札幌の街なかでマイナス10℃を記録したときに出歩いていたことがあるのですが、そのときは冷え切ってしまったのでお湯にあたってもしばらく寒さしか感じませんでした。それを上回る寒さを体験することができます。
天都山展望台
展示室を一回りしたら屋上の展望台へ向かいました。
晴れていれば知床半島も見ることができます。すぐ下にある湖は網走湖です。網走湖の湖畔に沿ってJRの線路があるので明るい時間に特急オホーツクに乗車した場合は車窓からも網走湖を見ることができます。
流氷館の食事処
網走市内観光の時間的にはオホーツク流氷館で昼食を食べるとちょうど良いのですが、残念ながらレストランは閉鎖されてしまっていました。いつか復活することもあるのでしょうか。
流氷ソフトクリームを食べる
オホーツク流氷館の名物はお洒落で美味しい『流氷ソフト』です。キャラメル味のソフトクリームにオホーツク海の塩がかけられた、塩キャラメル味のソフトクリームです。オホーツク流氷館に訪れた際にはぜひどうぞ。
おわりに
年間でいつでもオホーツク海の流氷を見たいならこのオホーツク流氷館がおすすめです。冬に限って言えば網走にも大量の流氷が流れ着くので十分かもしれませんが、流氷が溶けてなくなってしまう時期でも大きな塊の流氷を見ることができるのはとても良いです。