ゼロキロポストのある函館駅!新千歳空港から函館まで特急北斗で行く
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
新千歳空港から函館へ
新千歳空港から函館へ特急で向かいます。函館を目指すなら新千歳空港ではなく、はじめから函館空港なら移動の手間も少なくてよかったのではというのはさておき。約4時間の特急の旅です。新千歳空港の出発ロビーにあるお弁当屋「北のお弁当工房かな」で空港内では特にお得なザンギ弁当を入手しました。
快速エアポートで南千歳に移動
新千歳空港駅は引き込み線にあるので特急が停車しません。まずは快速エアポートで一駅隣りの南千歳駅に移動します。南千歳駅は現在の新千歳空港駅ができるまでの旧新千歳空港駅で、約5分の距離にある特急も停車する駅です。
特急「北斗」函館行き
快速エアポートと接続しているので乗り換えの際の待ち時間もあっという間です。反対側のホームで待っていると札幌始発の特急北斗が入線してきました。途中駅ということもあって自由席は混雑するのが予想されたので、予め指定席の予約をしてありました。指定席なので当然のように座ることができます。途中駅で下車する人がいる場合は入れ替わりということもありますが、南千歳で下車する人はいないので、どうやらこの席は札幌駅から実質指定状態だったようです。
昼食タイム
北のお弁当工房かなで入手したザンギ弁当を昼食として食べました。もっと他にも美味しそうなものはたくさんあったのですが、安価でシンプルなお弁当はハズレが少ないので安心して食べることができます。
長時間特急に乗車するので空弁や駅弁のようなお楽しみお弁当を用意しても良かったのですが、ゆっくり選ぶには時間も少なかったので結果的にはこれで良かったかなと思います。
海に出る
札幌を出発した特急北斗に南千歳から乗車しました。苫小牧付近で海が見えてきます。北斗は一部を除いてほとんど海沿いを走行する特急です。
明治天皇御上陸碑
車窓からわずかに見えるだけですが、北海道駒ヶ岳の麓にある森駅付近には明治天皇御上陸碑があります。鉄道が完成するまで連絡船の発着所として使われていた森桟橋でしたが、鉄道が完成してからは徐々に利用者が減って最終的には朽ち果てるままになってしまったそうです。今ではこの場所に桟橋があったことを示す石碑と桟橋の名残が残っているのみとなっています。
函館駅に到着
函館駅に到着しました。
函館本線のゼロキロポスト
昔は青函連絡船の北海道側駅だったので函館駅より先の港まで線路が伸びていましたが、現在では函館駅は完全な終着駅として線路の端に砂利が盛られています。
函館駅から札幌駅まで続く函館本線のスタート地点でもあります。海側の室蘭本線ができるまでは山側の函館本線がメインの線路でした。そんな函館本線の山側区間に関しては北海道新幹線の整備完了とともに廃止されるという説もあるので、函館本線は区間が大幅に縮小されてしまう危機に立たされています。
函館本線のスタート地点が函館駅という点ではこれまでもこれからも変わらないと思いますが、線路は時代が進むにつれて短くなっているというのがなんとも残念です。
おわりに
函館駅にはお土産店の他にコンビニのセブンイレブンが入っています。電車から降りてまちなかへ繰り出す前に、列車に乗り込む前に飲みもの等を入手することが可能です。