深い青色の神秘的なスポット!小樽にある「青の洞窟クルーズ」に参加してみた
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
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小樽青の洞窟クルーズ
小樽・青の洞窟は小樽のニセコ積丹小樽海岸国定公園にある洞窟です。自然の力で作られた洞窟の中から外を見ると太陽光で青く輝く水面を見ることができます。水深や水面下の地形など複数の条件が揃ったときにのみ見える特別な景色です。世界的にはイタリアの青の洞窟が有名ですが、日本ではここ小樽の他には沖縄で似たような条件が揃っている場所があります。
カネヒデマリン
青の洞窟は切り立った崖の下にある洞窟なので、海からボートに乗って向かう必要があります。青の洞窟クルーズを実施している事業者が複数あり、事業者として規模が大きめの「龍宮クルーズ」などが有名ですが、今回は「カネヒデマリン」の青の洞窟クルーズに参加しました。
待合スペースの艀
もともと別のクルーズに参加する予定でしたが、諸事情によりこちらのクルーズを紹介されました。少し早めに到着したのでまだ他の人は来ていませんでしたが、予約状況は満席で、しばらくすると乗客が徐々に集まってきました。
料金
区分 | 料金 |
---|---|
大人 | 5000円 |
小人 | 3000円 |
料金は大人5000円で、小人3000円。所要時間は約80分です。観光としては少し高めな気もしないわけではありませんでしたが、他の事業者を含めて調査したところ大体相場がこの金額前後でした。青の洞窟までは小樽駅から直線距離で約8kmと離れているのも理由かもしれません。
小樽港を出発する
時間になって船に乗り込んだらすぐに出発しました。いざ青の洞窟クルーズへ向けて出港です。
船長兼ガイドさんは日本語を話すロシア人の方でした。この船長さん、面白いガイドで定評がある様子でした。港内はゆっくりと進んでいましが、岸から離れて行くにつれて船の速度が早くなってきました。まるで飛ぶように進んで行くので、これだけでもアトラクションです。面白いと感じる人もいれば、船酔いしやすい人にとっては注意が必要かもしれないポイントです。
芽柴岬付近
芽柴岬付近を航行中にすれ違うボートが見えました。船長さんいわく青の洞窟クルーズは他にも多くの事業者が参入しているので、あのボートも青の洞窟の帰りだそうです。
おたる水族館付近
小樽水族館の正面側です。おたる水族館には観覧車も設置されてるので良い目印になります。
小樽市鰊御殿と日和山灯台が見えました。小樽市鰊御殿は昔に小樽でニシン漁が盛んだった頃の様子を展示している施設です。
おたる水族館の裏側に回ってきました。おたる水族館の裏側には夏季限定の屋外ショーステージがあります。
トド岩
トド岩は野生のトドを見られることもある岩礁です。残念ながらこの日はトドは確認できませんでした。
赤岩山
岩肌が見えているのは赤岩山です。帰路で近くを通るので、往路ではほぼ通過でした。
チャラセナイの滝
海からチャラセナイの滝を見ることができます。陸から訪れることもできその場合は山中海岸を歩いて進むと滝の真下から見上げることができるそうです。
オタモイ海岸
地層がよく見れる独特な崖が特徴の海岸です。
まるで「北海道」のような形に見える場所も。
青の洞窟付近
青の洞窟に近づくにつれて海の色がやたらと青く見える様になってきました。
青の洞窟
青の洞窟に到着しました。狭い洞窟なので、ゆっくりと中に入っていきます。
水深と光の具合など条件が揃った場所でのみこのような神秘的な景色を見ることができるそうです。本家の青の洞窟はイタリアのカプリ島というところにありますが、北海道でもこのような青の洞窟を見ることができます。
あっという間の滞在でしたが、無事に青の洞窟を訪れることができました。
龍宮閣跡地
オタモイ海岸にあるのは龍宮閣という海にせり出すように作られた大型ホテルの跡地です。1936年に開業した遊園地も併設された巨大なリゾート施設だったそうですが、1952年に火災が発生して消火活動もままならず燃え尽きてしまったそうです。
ボルダリングの聖地 赤岩
まるで熊のように見える岩がありました。
崖登り競技のボルダリングスポットとして人気のある赤岩です。日本国内で特に古くからボルダリングが行われていたということで、ボルダリングの聖地としても知られているのだとか。
これで青の洞窟クルーズの名所めぐりはおわりです。全速力で小樽港へ向けて走りはじめました。
小樽港へ帰港
出発地点である小樽港の艀へと向かっていると小樽運河を運河から観光できるボートが横切って行きました。
おわりに
ちょうど時間通りに小樽港に戻ってきました。この日の天候は曇りだったので、また機会があれば晴れているときに参加してみたいと思いました。小樽観光といえば街歩きがメインですが、少し違った体験をしたいという方に青の洞窟クルーズをおすすめします。