季節を知らせる知床横断道路!晴れていれば北方領土国後島が見える「知床峠」へ
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
絶景のプユニ岬
斜里バスの運行する定期観光バス『知床浪漫ふれあい号』は、知床峠へと向かうためウトロ温泉バスターミナルを出発しました。出発してからしばらくすると上り坂に差し掛かりました。この高台になっている場所がプユニ岬です。プユニ岬からは斜里からずっと通ってきた道と海岸線を眺めることができる絶景ポイントです。
夏季限定の知床峠
知床峠に到着しました。知床峠は国道334号線にある斜里町と羅臼町にまたがる峠です。国道334号線は知床横断道路として斜里と羅臼を結んでいます。知床峠は冬季には積雪量が多く閉鎖され、雪解けとともに再び通行できるようになるため、季節を知らせる風物詩としてニュースに取り上げられることもあります。
晴れていれば北方領土の国後島を見ることができるそうですが、あまりきれいに晴れるということも少ないようなので、国後島が見られたらとてもラッキーなんだそうです。
知床峠にはぽつんとバス停があります。定期観光バスの知床浪漫ふれあい号と同じ斜里バスの運行する路線バスが停車するそうなのですが、やはりここまで来るなら定期観光バスのほうが便利とのことです。
ちなみに、積雪を理由とする長期通行止めが行われる国道は、知床峠のある国道334号線が北海道内で唯一だそうです。
知床最高峰の羅臼岳
知床峠のすぐ近くには羅臼岳があります。羅臼岳は標高は1661mと知床では最高峰の火山です。近年では噴煙などの目立った活動は見られませんが、今でも緩やかに活動を続けている活火山と言われています。別名では知床富士とも呼ばれ、知床八景のひとつです。
おわりに
冬季には過酷な環境から閉ざされてしまう知床峠です。知床八景としても知られる名所のひとつでもあるので、雪のない時期に知床へ来たからにはぜひ立ち寄りたいスポットです。