世界遺産・知床の大名瀑!定期観光バスで日本の滝百選のひとつでもある「オシンコシンの滝」へ
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
斜里バスターミナルを出発
斜里バスの運行する定期観光バス「知床浪漫ふれあい号」に乗車して、オシンコシンの滝へ向かいます。知床浪漫ふれあい号Aコースがスタートしました。
知床斜里駅前にある斜里バスターミナルからウトロ温泉バスターミナルまで向かう途中に、オシンコシンの滝に立ち寄ります。ちなみに、同じ経路を路線バスも走行していますが、路線バスでは立ち寄るという概念が存在しないので途中下車するしかありません。
車窓から見える斜里岳
知床斜里駅の周辺は民家等が立ち並んでいるので車窓からの景色といっても建物が続くのですが、しばらくすると街を抜けて斜里岳が車窓に大きく見えるようになりました。
下から見る天に続く道
これまで走行してきた直線道路は知床の名所のひとつである『天に続く道』の一部でした。天に続く道のフォトスポットは坂道の上ですが、あと少しというところで道なりにそれてしまいます。ちなみに、Aコースではそれてしまいますが、知床浪漫ふれあい号Cコースに参加すると天に続く道を坂の上から見ることができます。
冬には流氷の広がるオホーツク海
冬には一面流氷に覆われるオホーツク海です。短い夏の間だけマリンスポーツをしている人を見ることができます。この日はサーフィンをしている人がいました。結構珍しいことのようです。オホーツク海の流氷はロシアのアムール川から流れてきたものです。
カラフトマスの遡上時期だったこともあって河口付近では釣り人が多数集まっていました。なぜ河口に集まっているのかというと、『川釣り』の場合は漁業権で釣りが規制されているので、川に入る直前のぎりぎりで『海釣り』をしているということだそうです。
オシンコシンの滝
チャラッセナイ川の河口にある知床の大名瀑がオシンコシンの滝です。約50mの高さがある分岐瀑で、日本の名瀑百選にも選ばれている水量や規模の大きな滝です。チャラッセナイはアイヌ語でチャラチャラ流れる川という意味があるそうです。駐車場から階段を数十段登ると滝の近くまで行くことができます。
途中から流れが2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれています。
https://www.shiretoko.asia/oshinkoshin.html
滝の中ほどの高さまで階段で上がることができ、なかなか迫力があります。
駐車場の脇にある階段を登ると滝からの水しぶきが届いているようないないようなという絶妙な距離でオシンコシンの滝を眺めることができます。滝の始まりのところで2又に分かれていることから双美の滝という別名もつけられているようです。
道路を挟んで向こう側はオホーツク海です。
おわりに
国道沿いにあるのでバスの車窓からも眺めることができます。知床の名所のひとつとして有名なので、時間があればぜひ立ち寄りたいスポットのひとつです。